乗車日記

自転車ときのこ

働きたくないイタチと言葉がわかるロボット 読了

一般会話の理解、特に意図の理解はまだまだ難しいようです。ディープラーニングもデータが大量にないとうまくいかず、文とその中の言葉の用法や文の構造の答えとがセットになったデータを大量に用意すること自体が大変だったりして、いくつものブレークスルーが必要なことがわかりました。私は主要な感覚を備えて動き回れる体を持った人工知能ならいけるのかなと思っていたのですが、そんなに簡単なものではないようです。


ところで、この間からやっている手書き数字の認識ですが、正答率が98.5%あたりで止まってしまい、なかなかそこからの向上ができません。ヒントを得ようと間違ったパターンだけを50個選んで出力してみました。

これはおかしいだろうという無理筋も半分ぐらいはありますが、もう半分は異字体のせいのように思えます。異字体は異字体として分類されたトレーニングデータがあればもっと正答率が上がりそうですが、6万パターンの入力画像を人力で全部チェックして異字体を分類するなど、全く本末転倒です。そう言えば、上記の本のイタチたちもそんな目にあっていました。。。

骨が語る日本人の歴史 読了

結局のところ、この本にある「日本人は日本列島で生まれ、そこで育まれた」、それで十分だと思った。
まあ肝心の弥生時代のところが、出てくる骨が北九州に集中しすぎていて、なんとも議論できないというのはよく分かった。
細かいことでは古墳時代以降平均身長は低下し、江戸時代末期で最低レベル、そして戦後急上昇。だんだん増えているのかと思ってました。また、古墳時代の王侯貴族の平均身長が165cmで、庶民のそれは160cmぐらいというのも驚いた。

後半の歴史観歴史教育に関するお話も私には意義深かった。井上章一先生が関東史観を打破する本を出しているらしいので、ぜひ読んでみたい。
先生考古学と歴史学で理系と文系というような線引きがあるというのは嘆かわしい。そもそも、スペシャリストはともかく、そうでもない段階の若者たちを文系だ理系だと分けてしまうのがおかしいというのも、自分が普段から思っている感覚に近い。

今日の粘菌ときのこ

昨日も局所豪雨あり。しかし西山には到達しなかったということで、今日は西山コースを設定。
朝、4名集合。朽木でレースがあるので、人数少な目です。雨雲レーダーを見ると接近中。行き先変更で短めのMTOコースへ。

気温は低いけど蒸し蒸しです。動いているうちはまだ良いですが、止まると大変。おまけに湿度で眼鏡が曇ってしまい、きのこ撮影もなかなか難しいです。そんな中ぼちぼち撮影しながら前進。

途中で少し降り出しましたが、山の中は全く問題なし。10時前に帰宅。


粘菌

ツノホコリかタマツノホコリ


クダホコリ


きのこ