第三分冊は第十六から二十一巻。全四十巻の半分だというのに、楠木正成も新田義貞も北畠顕家も、そして後醍醐天皇も死んでしまいました。 玉骨はたとひ南山の苔に埋まると雖も、魂魄は常に北闕の天を望まんと思ふ。 二十代の頃、吉野まで自転車で行って、北…
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