乗車日記

自転車ときのこ

沖ノ島、アフリカンカンフーナチス、小鳥ガーデン、きのこ大祭

昨日と一昨日は色々と会期が重なり移動の多い週末でした。土曜日は朝一で橿原考古学研究所附属博物館の宗像・沖ノ島と大和展へ。植田さんに教えてもらいました。沖ノ島の祭祀にヤマトの王権が深く関わっていたということを恥ずかしながら初めて認識しました…

読了、言語の本質

オノマトペが記号接地の端緒となっているというのが非常に納得できる。発音の時の振動の様子、口の動かし方、音そのものなどに対象と同じ要素が含まれていて、通常の言葉と違って直接の対応関係がある。その発想はこれまで自分になかった。ただし、オノマト…

Ancient Warfare

ネットで出てくる宣伝に釣られて新しく購読を始めたAncient Warfareがオランダから届きました。編集者の巻頭の言葉が「軍人皇帝時代はともかく調べるのが大変」。これを読んではじめて、軍人皇帝がsoldier emperorと表記されることを知りました。そうなると…

栗原邸、吉田山大茶会

土曜日午前は山科の栗原邸の見学。築100年弱の鉄筋コンクリート建築です。外から見ると暗そうですが、窓が広くて中は明るく大変風通しの良い家でした。2〜3億円あれば買えるそうですが、予算が足りないですね。 お昼ご飯は白川今出川の北西にあるタッパアウ…

源氏絵小色紙

少し前に伊勢集を買ったところですが、源氏絵小色紙の複製を買ってしまいました。 吉田神楽岡の午睡書房に入荷したというので、今日は早めに仕事を終えて現物を見に。 30分ほど眺めている間にやはり欲しくなって買ってしまいました。 想像していたより箱が大…

伊勢集

3週間ほど前、ふらりと寄った便利堂さんで美しい料紙を再現した本(模本)を見つけて買ってしまいました。西本願寺に残る(っていた)三十六人歌集のひとつ、伊勢集の模本です。原本は白河法皇の頃に作られたもので、昭和の初めにばらばらにされて売られ、今は…

Craft Beer Live

土曜日は早朝に山を走った後、9時28分の電車で大阪南港へ。 前売り券を買った人の特典で1時間早く入れるのを、さらに早めて10:40に着いたのにすでに結構な行列。ビールを愛する人の情熱に感動しました。 滞りなく入場できて7枚のチケットを入手。ぐるぐる回…

ラン

昨日は自分の足で走って職場へ。普段は自転車ですが、来週末にラフティング・自転車・トレランの総合競技に出るのでちょっとだけ練習。やりすぎると逆に足を痛めるので、週1回ぐらいにしています。 今日は自転車で職場へ。同じ坂を登っていて同じぐらい全力…

増補改訂 帝国陸軍機甲部隊

読了、増補改訂 帝国陸軍機甲部隊。 前半は戦車の誕生から2次大戦前までの技術史、後半は日本の戦車部隊が辿った歴史。初版は昭和49年の本ですが、この辺りの歴史に疎い私には大変興味深いものでした。色々と事情はあったのでしょうが、日本軍における対戦車…

文鳥リュトン

ミホミュージアムで鳥のリュトンをいくつか見て、文鳥のリュトンを作りたくなりました。

ミホミュージアム、信楽、日野ビール

前から温めていた計画を実行。まずは電車で南草津へ。 今は草津の属国みたいな名前ですが、鎌倉時代までは野路の宿があって、草津の台頭はその後らしいです。南に向かいます。工場地帯に迷い込んで引き返すなどの寄り道もしましたが、そこを抜ければわかりや…

またタイヤ交換

火曜日にパンクした後輪を交換したばかりですが、別途頼んでいた本命タイヤが届いたので、前後輪とも交換。ブロンプトンのタイヤ交換にもだいぶ慣れてきました。あえて携帯用の工具でやってますので、出先でパンクしても大丈夫。 さて、火曜日に取り付けたの…

パンク修理

日曜日にオーバーホールしたブロンプトンですが、タイヤがすり減っていたのに気づいおらず、月曜日に大穴が開いてパンク。家の近くでよかった。すぐさまAmazonでタイヤを頼んで、今晩復活しました。 緊急ということですぐに届くヴィットリアタウニー。使用時…

中之島

自粛ムードのなかお出かけの話を書くのが憚られて、しばらく中断していました。ちょっと家庭の事情もありました。落ち着いてきましたので、またぼちぼち書いていきたいと思います。先週末の土曜日は大阪に行ってました。大江ビルの乙画廊のあとビーフンを食…

愚管抄、北条義時、うどん、新選組展

愚管抄と北条義時を読み終えてから、四国のよしやで大分前に買ってきた「自分で出汁をつくるうどん」を作って食べ、2時ごろから新撰組展へ。 慈円大僧正は割と後鳥羽上皇に辛い。それと実朝暗殺の際に義時がどこにいたかの記述が、愚管抄と吾妻鏡で違うのが…

三方五湖と熊川宿

日曜日に三方五湖のあたりに行ってきました。美浜までは電車。そこからは、折りたたみ自転車のブロンプトンに乗って年縞博物館へ。 三方湖水月湖も見ました。とても穏やかな水面でした。 年縞というのは湖の底に溜まる泥の層が季節ごとにかわるために生じる…

後鳥羽院の都市政策と水無瀬殿

後鳥羽院の都市政策と水無瀬殿という講演会に行ってきました。今の水無瀬神宮から山の辺りまでに至る広い区域に複数の御所や馬場などが作られていたそうです。水無瀬神宮は一番最初にできた御所の跡地に当たるそうですが、区域はほぼ当時の領域らしいです。…

9月4日 菅浦

実は7月ぐらいから自転車のブロンプトンで色々と旅行に行っていたのですが、世間様の様子を見るとあまりブログに載せるのもどうかと思って静かにしていました。まあそろそろ落ち着いてきたかと思いますので、ぼちぼち書いていきます。9月4日の日曜日には琵琶…

新三田から陶芸美術館、篠山城跡、自宅

今日は新三田まで電車で行って折り畳み自転車に乗り換え、兵庫陶芸美術館でルネ・ラリックのガラス工芸を観賞。 それから隣の陶器市のようなところで飯碗を買いました。 この陶芸美術館、なんでこんな不便なところにあるのかなと前から思っていたのですが、…

ブロンプトンのフロント2速化

随分と右往左往しましたが、フロント2速化に成功しました。これで山道もすいすい登れる予定です。

今日のきのこ

一乗谷へ

読了、南柯紀行

南柯紀行だけ読了。前半は大鳥圭介が幕府歩兵隊と脱走し、箱館戦争が終わるまでの日々の行動を記述した手記。解説にあるように明治三十年ごろに、何らかのメモをもとに大鳥圭介が書いて「旧幕府」という雑誌に掲載したもの。後半は、箱館戦争後に東京の牢に…

慶応四年正月

慶応四年の伏見の戦いの開始直前の状況について、これまで調べたことをまとめてみました。 重要ポイントは奉行所西側の南北の通りの位置と、最大の激戦が交わされた北柵門の位置。この辺りはこれまでの研究でも十分な考察がなされていないと思う。(ただし、…

古文書

鳥羽・伏見の戦いについて調べていて、原史料を読みたくなり、崩し字を勉強中です。内閣文庫に慶明雑録という文書集があって、そこに戊辰戦争時の部隊の報告書などが丸っと集められていて、さらに国会図書館のデジタルアーカイブで読めるのです。慶明雑録の…

自作チーズ

自作チーズ11個目。固めてから塩を入れるのを忘れていたので、一週間ぐらいしてから塩水につけて塩分を加えたもの。その時にカビが死んでしまったのか、表面にカビが生えず。リネンス菌だけが増殖したようで、すごい匂いがします。ブリードモーやカマンベー…

花筏

疏水で花筏を見て、金戒光明寺の会津藩のお墓にお参りして、吉田山で本を読んで、にしむら酒店で日本酒を買って帰りました。 真如堂の石碑。たてかわさくら。今週一週間くずし字の勉強をしていたら読めるようになっていました。嬉しいです。 昼から山本覚馬…

伏見

土曜日は自転車仲間と早朝から伏見の桜を見て、その後、トレイルライド。 帰宅して、御昼寝して、近所の京都市立図書館に、取り寄せてもらっていた資料を借りに行きました。 戊辰戦役史 上下、新撰組資料大全、浪士文久報国記事の4点。めちゃくちゃ重くて、1…

轀輬車の車輪について

日曜日の兵馬俑展でみた轀輬車の車軸と車輪について考えてみました。 どこまでが出土品を再現したもので、どこからが復元時に補完したものか知りませんので、以下は戯言です。まず、車軸は車体にがっちり固定。サスペンションはなし。車軸は回転せず、車輪の…

兵馬俑展

昨日は兵馬俑展へ。轀輬車の1/2模型を見ることができて予想外の喜びです。出土品ではなく複製品でしたが、迫力十分。項羽と劉邦や史記で耳にし、考古学書の白黒写真で兵馬俑からの出土品の写真を見て目にしたことはありましたが、立体物を見るということは全…