乗車日記

自転車ときのこ

桂川シクロ

午前中に左京区で仕事が入っており、午後から桂川の会場へ移動。C2の開始が一時間遅くなっていて助かった。会場では午前のレースの人たちも応援のために残ってくれている。嬉しいことだ。友人から新しくできたお揃いのジャージを貰って着替える。これで泥軍団に対抗できる。
コースが例年と違うという話を聞き、C1終了後に試走。その後すぐに自転車を並べに行く。マッサージをしてもらう暇がなかった。木曜の出張のときに腰がおかしくなっていたかったので是非見てもらいたかったのだが仕方が無い。スタート直前に嫁さんが子どもを連れて到着。初めて見に来てくれた。子どもは父と同じ格好の人が沢山いるので混乱している様子。
土手のテクニカルセクションで詰まって進めなくなるのが嫌だったので、スタート直後から飛ばした。それでも逆バンクの所では前の自転車につっかえて、結局自分も足をついて走ることになった。これではMTBの利点を生かせない。
うまくレース運びができないので焦りが生じ、いつものような効率の良い走りを忘れてしまった。無理をして前の人を抜き、また直線で抜き返されるようなことを繰り返す。ラインの奪い合いで怒声を浴びることも何度かあった。それでも中盤にはAZさんを含めて数人を抜き、少し前に出ることができた。
しかし、土手の急な登りで前の自転車とペースが合わずにぶつかってしまい、その拍子にチェーンが外れてしまった。クランクを回しても空回りばかりで焦る。結局手でチェーンをはめ直して復活。この間に10人ほどに抜かれてしまった。ここで一気に調子が狂い、一生懸命追いかけるもののしんどいばかり。心拍は165bpmぐらいで余裕なはずなのに、全然前に出ることができない。最初に無理をしたつけがでてきたのか。
しばらく周りのペースに合わせて走り、回復させる。そのうちに、最終回を知らせる鐘の音が聞こえてきた。後一周半ほどで終わりだ。ここでペースを上げ、なんとかAZさんに追いつこうとする。最後の土手のあたりで直後につけたが、砂場で少し離れてしまう。AZさんは前の2人ほどのグループに入る。そして直線ではもはや追いつくことはできず、AZさんがスプリンドでぶっちぎるのを見ながら後ろでゴール。うーん残念だ。もう少しだったのに。やはり冷静に走ることを忘れてはいけないようだ。
結果は36位/60人中。今シーズンで一番しんどかったかもしれない。でも最終戦に出られてよかった。これに出るのとでないのでは達成感が違う。家族も初めて見に来てくれたし嬉しかった。