乗車日記

自転車ときのこ

朝寝

朝ライドに誘われていたが、花粉でだるかったので行かなかった。朝は10時頃まで寝た。昨日の山ライドで花粉を浴びており、全身がだるい。起きた後も家の中で本を読んで過ごす。先日の新年会の日に購入していた興亡の世界史第19巻「空の帝国、アメリカの20世紀」という本を読み終えた。
最初に思っていたのとは少し違ったが、航空機を軸としてアメリカの20世紀を通しで見るというのはなかなか面白かった。特に、それぞれの時代に人々が自分の回りの出来事をどのように感じていたのかということの分析に力点が置かれており、その視点が新鮮だった。
一番良かったのが最後のことば。歴史的な出来事は事実としては変わらないが、しかしそれがどのように意味付けされるかは、のちに続く各世代が何のために、どのような意思と責務を持って過去から未来をつなげていこうと考えるかで大きく変わってくる、ゆえに過去を思うことは重要であるという意味のことが書かれていた。いつも何となくぼんやりと思っていたことが明確な言葉で書かれていて、すこし感動した。
 その後、近代の侠客の話と、前から読んでいる神聖喜劇を半分ずつぐらい読んで寝た。一日中だるかった。