乗車日記

自転車ときのこ

犬追われ物

花粉に脅えつつARYで朝ライド。細菌兵器にも耐えられるというRESPOマスクの性能を信じるしかない。集合場所に着くと、うっすら夜が明け始めている。ついこの間まで真っ暗だったのに。もう春も近いのか。
参加者は私とMOさん。アプローチの林道を上っていく。すると前方から犬が二匹。黒色と茶色。すれ違ってすぐに彼らは反転し、追いかけてきた。加速して逃れようとするが追ってくる。しばらく行くと飼い主とおぼしき二人。犬を止めようとしているようだ。やれやれと思ったが、黒い方がまだ追ってくる。左足に噛みつかんばかりの近距離まで迫り、恐怖感を覚えて最大出力でダッシュ。ここでやっと去っていった。飼い主から離れすぎると追跡をやめるようだ。
さて、危険は去ったもののMOさんが来ない。しばらく待つが、現れない。あわや運悪くもかまれたかと思い、救出に向かおうとしたとき、ひょっこりと無事現れた。飼い主と話していたようだ。その情報によると、茶色はかまないが黒い方はかむらしい。危なかった。
そのあとはいつものコースを走る。途中で山頂から少し離れた新たなピークを見つけ一休み。京都北部を一望できてとても良い眺め。
あとの下りは、マスクのためアイウウェアが曇りがちなのが気になったが、視覚に頼れない分、神経がとぎすまされてラインをばっちり取ることができた。変なものだ。