植物園でやっているきのこ展。以前に何度か行ったことがあるが、写真を本格的に撮り始めたここ2年ほどは参加できていなかった。
- 今話題のカエンタケの詳しい説明がある。本物も置いてあったが、2重のケースに入っていた。カビを栄養にしているとのことで、最近増えているのはナラガレと関連があるとのこと。ナラガレはキクイムシによって運ばれたカビで気が死んで倒れるので、その倒れた木にカエンタケが生えるしい。京都中に生えているとのこと。全く見たことがないが、今度からもっと注意してみることにしよう。
- カエンタケの毒の分子模型。右端の炭素(黒いやつ)二つに無理矢理に酸素(赤いやつ)がくっついているところが、毒性の根本らしい。この結合は不安定なので、体内に入ると対象物質と強固に結合するらしい。その結果DNAの複製が阻害されて、大変な毒性を発揮するとのこと。数グラムのきのこで死に至るらしいので、注意しなければならない。
- 珍しいきのこ多数