乗車日記

自転車ときのこ

読了 コレンクール将軍回想録

読み終わりました。先日の「京」見学の帰りに三宮センター街の古本屋で入手。ロシア遠征時にフランス軍中枢にいた馬事総監コレンクール将軍の回想録。綺麗にまとまった歴史書もよいが、当事者の手記はやはり重みが違う。焦土作戦とコサック騎兵と寒波の恐ろしさがひしひしと伝わってくる。また、ロシア遠征軍が最終的に壊滅するのは、撤退の終盤でナポレオンが先にパリへ向けて脱出してからであることをようやく認識した。これはナポレオンに二重に責任があるということではないだろうか?