乗車日記

自転車ときのこ

縄文美術館

図書館で借りた写真集。土偶や土器が沢山載っている。あらためて縄文土器の多様性に感じ入った。このような器の多様性はなぜ消えてしまったのだろうか。神秘性が消失して、日用品になって行く過程でのことだろうか。

 それから、中国の青銅器にそっくりの形のものが幾つかあった。収斂進化なのか。それとも年代的に何らかの交流を考えてもおかしくない時代のものなのか。しかし、青銅器も土器の形を継承しているとすれば、夏以前の時代の交流でも良いのか。本はもう返却してしまったが、年代を見るのを忘れた。
 しかしこの本、このカラー写真のボリュームで2600円は安いと思う。購入したいところだ。
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