乗車日記

自転車ときのこ

人間の物理モデルが完成

自転車が後ろ向きに走り出すのは腕と足の力のモーメントによってフレームにかかる力の反力を人間側に加えていないためだった。剛体において力と力のモーメントの両方を使って運動を記述する方法に慣れていないため、いろいろとバグが出る。しかし、一通りシミュレーションを作ったおかげで、これらの考え方をようやく実感できるようになってきた。やはり物理はシミュレートしてみて、はじめて理解できるところがある。思えば子供の頃、運動方程式を習う前から空中へのボール投げや、ボールの壁での反射などのシミュレーションをポケコンでやって感触をつかんでいたものだ。