古野まほろ氏の師匠という噂の有栖川有栖氏の代表作です。密室ものなのですが、登場人物が13人もいて困りました。人の名前を覚えるのが苦手なのに、姓、名、ニックネームと呼び換えがあって、くらくらします。二回目に読み返すときには、名前を全部書き出して覚えました。
無理矢理感なく自然な感じで証拠が提示され、引っかけ部分はちゃんと本文中で述べられ、ヒントも色々与えて貰いと、大変フェアな構成になっています。それでも答えは全然分かりませんでしたが。。。
回答編をみて、自分のふがいなさをしみじみ感じました。せめて、仮説の一つに正解の一部がかぶるぐらいにはしたかったです。次回はもっと頑張ります。
