今日は京都御苑きのこの会。集合場所に行ってみると大盛況、なんだか50人ぐらい居るようです。御苑を回りながら、見つかったきのこを先生方に色々と解説して頂けます。午後からは顕微鏡を使ってきのこの微細構造を観察。一日中きのこを堪能できました。
タマゴテングタケモドキとのことです。
ツルタケハ沢山は得ていました。しゃんとした姿が綺麗なきのこです。
ツバがないのがつるたけで、ツバがあるのがテングタケの仲間と言うことです。
ニオイコベニタケ。カブトムシのにおいがします。私には良いにおいに思えましたが、くさいと感じる人も居るそうです。
こちらはコウジタケ。甘い米麹のにおいがします。
コショウイグチ。ポルチーニのような香りで、かじるとぴりぴり胡椒のような感じがします。孔口が赤いそうです。
チチタケ。傷を付けると乳液が出ます。
ムラサキカスリタケ。ひだの先端にもかすかに紫色が見えます。
キツネタケの幼菌
カレイロキツネタケの幼菌
カレイロキツネタケの成菌
キツネタケの仲間
イタチタケ
アミスギタケ
クリイロムクエタケ
キホコリタケ
ヌメリガサノナカマ
たぶんこれも
ムラサキナギナタタケ
ミドリスギタケ、ツバが特徴的だそうです。
これもきのこということです。
こちらは粘菌。キフシススホコリ。
ムラサキホコリ
胞子が飛んだ後は網目状のかごが残ります。こちらが顕微鏡写真。
胞子も見えました。
アセタケの仲間
アセタケの説明
アセタケの仲間のシスチジア
シロゲアセタケ、てっぺんが白いということです。
シロゲアセタケの胞子。ぼこぼこしています。
アセタケの仲間はマクロに見るとどれも同じような形ですが、顕微鏡で見るとシスチジアの形や胞子の形が違うので、それで分類されるそうです。
ひからびたホウライタケが水につけると復活するの図。水につけると戻るのはホウライタケ族の特徴とのことです。
ツエタケの説明図。
ツエタケの傘の表面の顕微鏡写真
なんだか忘れたけど角が3つあるのが担子器。担子器というものを初めて自分で認識しました。
顕微鏡観察会で使わせていただいた閑院宮邸跡の中庭。
御苑に戻ると紫陽花が綺麗でした。