乗車日記

自転車ときのこ

北摂ラリー 1日目メモ

今年の北摂ラリー、運良く2位入賞できました。これはトレール・トレイス略してトレトレと呼ばれる遊びです。スタート地点でルートが記された地図を渡され、コンパスと自分の感覚だけを頼りに、そのルートを正確に、かつ速く回るというものです。

f:id:tasano-kona:20150112184716j:plain

一日目はスタート地点で少し雪が降っていましたが、南に向かったのでそれほど道には雪は残っていませんでした。

f:id:tasano-kona:20150113212126j:plain

 クイズポイントNo.1までは楽勝でクリア。クイズポイントNo.2に向かうルートは2つあり、どちらを使ってもOKとのこと。担いで登る短いルートと、舗装路を行く長いルート。見た目が短いので担ぎコースを選んでしまったが、これが間違いだった。麓で別れた人達と5分以上差が付いたと思われる。

 頂上まで登り、其処から下って、集落を一つ抜ける。このときも出口をミスして、数分ロス。次の山頂まではまた担ぎ。クイズポイントNo.3も問題なく発見。順調に登っていると、先行していたODさんが降りてきた。No.3を見つけられなかったらしい。

 頂上でまた駄目なコースに入ってしまい数分ロス。これは長い下りで取り戻し、先行していたOBさん、HKさん、UDKさんに追いつく。下った後はしばらく町中の舗装路。何とか間違えずに進み、廃道のような舗装路へ。

 この道の突き当たりから、横に入って谷に降り、また担ぎ上げる。この区間、急斜面な上に地面が粘土質でつるつる滑り、何度もずり落ちる。最悪の区間だったが、何とか脱出。

 また少し舗装路を行って、途中で山道へ。仏教っぽい名前の小山。4人ほどパックになって登っていくと目の前に十字路。自分はここぞと思った上に登っていく道を選択。後で聞くと、その先のT字路と合わせて、4人がそれぞれ別の道を行ったそうだ。

 自分の選択は少しはずれ。方角は合っていたが、等高線二本分、20mほど余分に登って、無駄に山頂を征服。そのあとは運良く正規ルートに帰還。このあたりで、どのくらいの順位にいるのかさっぱり分からなくなる。また、この山の出口ではルートが分かりにくく、OBさんHKさんも一緒になって、何度か行ったり来たりしてから脱出口を発見。

 ここから長い舗装路。次の山にとりつく頃に時計を見ると13時。この山の迷路を抜けて14時までに次のチェックポイントに付かないと足切りになって、最後の山には挑戦できない。何とかなると思って取りかかる。このエリアにはクイズポイントNo.7~10までの4つがある。No.7まで担ぎ上げて、No.8からかなり下り、また担ぎ上げてNo.9を目指す。No.9の手前に紛らわしい鉄塔があり、そちらを探索していて5分以上は浪費。ここで一旦OBさん、OKさんと一緒になる。

 どうも地形がおかしいと判断して先に進むと、本物が見つかった。そこからは順調にルートをたどる。しかしアップダウンが多くスピードは出ない。途中で様子を見に来た主催者に出会い、自分が3番目であること、そしてすでに足切り時間を過ぎていることを知らされる。残念だが3位は悪くはない。

 ここの山から出るルートは、出口付近の鞍部で90度曲がって尾根道にとりつく指定。鞍部は問題なく見つかり、指定ルートに入る。進んでいくと前からUEDさんが逆向きに走ってきた。降り口がおかしいと言っているが、自分は確信があったので気にせず進んで行く。するとブリーフィングで聞いていた目印の青い丸太が出現。そのまま全速で下って、チェックポイントに14:45に到着。2位と聞いてちょっと満足。

 数分してUEDさん、また10分ほど経ってOBさんHKさんが降りてきた。しばらく休憩してから宿へ帰る。距離は20㎞ほどと言うことだったが、疲れているし、標高差200mほどの登りだったので、途中のコンビニ休憩も含めて2時間ほどかかった。19時頃になって、一人だけチェックポイントを通過して、残り二山に挑戦していたINUさんがへとへとになって帰ってきた。これを見て、足切りになったことを心底感謝した。

 後で聞くとチェックポイントに最後に降りてきた人は真っ暗な中ヘッドライトを付けて走り、なんでも無いところで転けたりして大変だったとのこと。スタッフの皆さんも大変だったようです。

f:id:tasano-kona:20150113220042j:plain

2日目に続く。

(本文中の写真はYKさんから頂きました。)