乗車日記

自転車ときのこ

淡海の夕波

今日は琵琶湖大橋を超えたあたりでお仕事。ついでにピレリ見学。帰りに見た夕日が見事でした。
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淡海の国の夕焼けはいつもながらうつくしいです。
 そういえば、淡海朝の滅亡から始まる奈良時代史をちょうど読み終えたところでした。
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 律令制度が整って以降、全ての反乱が極めて短期間で制圧されているのが大変印象的でした。いや組織力ってやっぱり恐ろしい力ですね。鈴鹿の関や、不破の関は中央で反乱を起こした人物が東国に脱出して兵力を集めたり出来ないように作られたものだそうです。天武帝自らの例を、次は実行できないように。それと恵美押勝の乱における授刀舎人の活躍を見ると、武士の起源は土地に根ざしたものばかりでなく、中央の軍事貴族の影響も確かに受けているのだろうと感じました。
 律令制度が整っていく過程は高校生の頃、長岡良子先生の漫画で読んだ印象が今でも残っていて、懐かしいものがありました。また読み返してみたいものです。

 廃墟と化していたピレリはお店が戻っていましたが、中に入ってしまうとイオンモールと区別が付かず、既視感で自分がどこにいるのか分からなくなって混乱しました。