エジプト遠征ネタは
ナポレオン戦線従軍記読了 - 乗車日記
およびナポレオンのエジプト 読了 - 乗車日記と合わせてたぶん三冊目。あと
ナポレオンの元帥たち ― 栄光を追い求めた二十六人 - 乗車日記にもエジプト遠征の話はあったかな。
野望のためにエジプト遠征だけでも数万の将兵を犠牲にし、ヤッファでは3000人の降伏兵を虐殺したうえに、先に本国に帰ってしまった男が、未だに人気があるというのも不思議なものです。自分も何か引かれるものがあっていろいろと読んでいるわけですが。
今回改めて思ったのは、対峙した英将シドニースミスは、もしかするとまともなやつだったのかと。本国の強硬意見にもかかわらず、残されたフランス兵を最後は本国まで無事に送り届けていますし。
あとクレベール将軍がカイロで暗殺された日と、ドゼー将軍がマレンゴで戦死した日が同じというのは初めて知りました。
