乗車日記

自転車ときのこ

PC6001

午前中K坂。昼にASTEMへ移動。途中でビンディングがうまくはまらずちょっと左足が前に出た時に運悪く前輪に引っかかる。変な音がすると思ったらスポークが折れていた。前転したり、左足の先が切れたりしなかっただけ良かったか。ホイールが横ぶれしてブレーキに当たるので、このまま乗るのは難しい。急遽自宅に寄って マウンテンバイクに乗り換えて出発。なんとか会合には間に合った。
会合を終えて建物の一階に出てきたら、なにやら催し物をやっている。Open Source Conferenceというものらしい。よくわからないがブラブラしていたらNECのPC6001が動いているのを見つけた。35年以上前のパソコン、いやマイコン。6万円ぐらいしただろうか。今は亡き友人のTHが所持していたので、彼の家でよくプログラミングをやらせてもらった。
データ保存用のカセットテープレコーダーも健在なようだ。プログラムをテープに保存しても再生できる確率が50%程度であったため、プログラムはいつでもゼロから作れるように鍛えられた。また当時は専用モニターというものもなく、テレビの信号に変換して空きチャネルでテレビに映していた。そもそもテレビというのが高価なものだったし、パソコン用のモニターなどありえなかった。ともかく何もかもが懐かしい。

当時、自分の家にはろくなテレビはなく(スイッチをれてから数分立たないと画面が出なかった)、仕方がないのでポケットコンピューター(今で言う関数電卓)を買った。シャープのPC1500。これも未だに現役で動いている。2年ぐらいで壊れることが前提の現在の製品群とは随分と違った世界だったのだなと、今更ながらに思う。それが経済的に良いのかどうかは分かりませんが。