2016-12-18 精霊の箱 読了 本 魍魎の匣ではありません。チューリングマシンが魔法を司る世界での冒険活劇です。先日読んだ白と黒の扉の続編です。でもある意味、魍魎の箱かも。計算と試練が一対一に融合していて大変面白いとともに、その物語の中に新しい概念を出して行くその自然さに驚きました。特に最後の暗号対決は見事としか言いようがないです。 フリップフロップのハードワイヤリングで4ビット加算機を作った学生実験を思い出し、万能チューリングマシンをエミュレータでも良いので作って見たくなりました。