乗車日記

自転車ときのこ

火炎型土器など

左京区の方で火炎型土器の展示をやっているのですが、なかなか見に行く機会を見つけられず。今週末で展示は終了ということですこし焦っておりました。本日、近くまで行ったので、昼休みを削って30分ほど見てきました。


これが実際に食物の煮炊きに使われていたというのは驚きです。ちなみに撮影OKということでした。
意外だったのは、ほぼ型が決まっていること。もっといろいろな形があるのかと思っていました。
そして疑問点が一つ。縁に4つ付いている鶏冠状突起には頭と尻尾があるのですが、上から見たときに左回り向きに頭が揃っているのと、右向きに揃っているのがあるのです。他の型はほとんど決まっているのに、ここだけ自由度があるのはなぜか。何か縄文人の世界観と関係があるかなど、想像が広がります。


王冠型土器というのもなかなかの見ものです。



ところでこれらの土器が出土するのは新潟あたりなのですね。もう少し広い地域に広がっていたのかと思っていました。「信濃川流域の火炎型土器と雪国の文化」ということで、日本遺産に登録されているそうです。

こっちは京都市左京区一乗寺の土器。

こっちはどこものか忘れましたが、良い形です。

ということで展示を見ることができて良かったのですが、お昼ご飯がおにぎりだけだったので、お腹にはこたえました。。。