乗車日記

自転車ときのこ

信楽往復

土曜日はお仕事。日曜日はKOさん企画の信楽ライド。7時集合なので朝はゆっくりできました。

まずは宇治へ向かいます。瀧やん氏に近代建築遺産の案内をしてもらいながらです。

真円(下まである)アーチの橋。真円アーチは大変珍しいとのこと。


橦木町遊郭の入り口。大石内蔵助が遊んでいた(振りをしていた)のは本当はここらしいです。一力茶屋かと思っていました。帰りに雪を蹴って雪玉を作るとか、蹴上の坂ならぴったりと思っていたのですが。。。


よく見ると上の端に「伏見市」と書いてあります。伏見市は1929年から700日しか存在しなかったそうで、大変貴重な看板です。


澱川鉄橋。なんと川の中に橋脚がありません。支点間の距離では建設当時東洋一だったとか。なんと1928年完成だそうです。

この後、宇治キャンパスの前にある玉木亭というパン屋さんで朝食を購入。一息着いてから、宇治川横の道を遡ります。

吊り橋。

天ヶ瀬ダム。他のダムと比べるとアーチがきつくて、その分コンクリートが薄い感じです。喜撰山の揚水発電ダムと合わせてなんと55万キロワットも発電できるらしいです。
南に折れて宇治田原へ。そこから朝宮までの間で昔のトンネルを見学。




今はもう使われていませんが、明治の頃にどなたかが私財を投じて作られたそうです。これでずいぶん物流が良くなったとか。確かに、宇治からこんなにすぐに信楽に入れるとは思っていませんでした。新婚の頃、妻と電車で信楽まで行ったのですが、草津まで行って、草津線に乗り換えて、信楽高原鉄道に乗り換えて、という感じで半日かかった覚えがあります。
信楽の駅の少し向こうにある森のカフェというお店まで行ってランチ。

すごいボリュームです。私たちは自転車を漕いでエネルギーを消費してきているので良いですが、車の人はどうするのだろうと心配になりました。
この後、伊賀国との境の御斎峠まで登って、伊賀国を見学。

伊賀上野城は一度は見に行きたいと思っていますが、なかなか機会がありません。ここから下ると帰りが大変なので、今回もパス。
山田牧場というところに寄ってプリンを食べ、お土産を買って帰路につきます。帰りは瀬田にでて、山科経由で帰りました。中心部に出ると、五条通りが平坦で走りやすいこと。今日はアップダウンばかりだったので、非常にありがたく感じました。
終わってみると往復120kmはともかく、割と高低差があって、久しぶりに長距離自転車に乗る身にはこたえましたが、色々と見れて楽しい1日でした。帰ってハイボールを飲んだら、くーっと眠くなってそのまま朝まで。今日は全身だるだるでした。