乗車日記

自転車ときのこ

大阪キノコ大祭

5/3は大阪キノコ大祭へ。大正の京セラドームでやっています。12時少し前の京都トレイン雅洛で出発。

淡路まで止まらないので座れるととても快適です。淡路からは地下鉄を乗り継いでドーム前へ。前に来た時は大阪ドームでした。その時はドームの他はガスタンクしかなかったのに、イオンがあったり、ホームセンターがあったりでまったく様変わりです。長いエスカレーターで9階の会場へ。

あまりお金を使いすぎてはいけないと思っていたのですが、入って20分ほどで有り金を全部使ってしまいました。


他にも魅力的なアイテムが山盛りでしたが、長居すると借金までしてしまいそうなので、1時間ほどで退散。大正駅前で昼食を摂ろうとうろうろしますが、立ち飲み屋が多くてランチという感じではありません。一軒だけランチの呼び込みがあって、そこに入りました。とんかつを頼んだら、ずいぶん時間をかけて揚げてくれて、衣はサクサク、中はジューシー。専門店で食べるより美味しいぐらいの出来でした。
店から出てまだ2時半。せっかく大阪まで来たので、何か見て帰ろうと博物館・美術館を検索していたら、梅田のちょっと北に南蛮文化館というのがあるを見つけました。最近、宣教師関係の本を読んでいたのでこれが気になり、4時まで開いているというので行くことにしました。環状線で大阪まで行って、空中庭園の横をテクテク歩いてその場所へ。

えらくひっそりとしているので、最初は行き過ぎてしまいました。マンションの1,2階の全フロアを使った私設博物館でした。一階には、十字架やマリア像、蒔絵の入った薬箪笥みたいなやつとか。福井の旧家の壁の中にあった竹筒の中から大正時代に発見されたというマリア様の絵が素晴らしいものでした。16世紀にイタリアから運ばれてきて、禁教の時代を壁の中で過ごしてきたということです。二階にも色々ありますが、南蛮屏風が圧巻。係りの人の話では、安土桃山時代に実際に南蛮船や南蛮人を見た絵師が描いているので描写が細かく、また海外の画材が手に入ったので、海がウルトラマリンで色付けされており、色褪せがないとか。確かに船の索具とか、見張り台とか、そこで見張っている船員とか、見ていないととても書けそうもないものばかりです。

帰りは最寄駅ということで、阪急中津駅へ。この駅、梅田と十三の間にあるのは知っていましたが、利用するのは初めて。歩いていると高架の上の線路から、阪急の駅の放送は聞こえてくるのですが、入口は見えず。高架下の商店街のようなところに入口があり、そこを見つけるまで結構時間がかかりました。またホームがややこしい。神戸線宝塚線が別ホームで、それぞれ十三方面と梅田方面行きがあり、京都線は停車なし。一体どこに行ったら帰れるのか、しばらく戸惑いました。まあ結局、どのホームでも十三に行って乗り換えれば良いわけです。それで、ホームに上がってみると、ともかく狭い。

なんと黄色線の内側を歩くのが不可能!こりゃ驚きました。

夕食には、きのこ大祭で買ってきた生きくらげ。鳥取の温泉で作っているそうです。

しばらく水につけて、30秒ほど茹でて、あとはポン酢でいただきました。コリコリしていて、美味い。近所でも売っていると嬉しいんですが。

その後、買ってきたキノコゲームを家族でプレイ。


キノコをつなげてフェアリーリングを作り、妖精を呼び込んで点を集めるゲームです。色々なゲームを熟知したゲームデザイナーさんが作っているようで、ルールは大変よくできていて面白いです。そして、カードや駒の絵が素晴らしい。会場に入ってすぐに購入したのですが、一周した後に見にいくと全部売れていましたから、大人気だったようです。楽しいので3回ほどやっていたら、寝るのが12時を過ぎてしまいました。