今日はMMさんのお誘いで先々週のコースを再訪。七人で出発
京都から舗装路で隣の市まで行くのも能がないので、山を越えてスタート地点に向かいます。峠までは舗装路、そこから担ぎ上げて、シングルトラック。シングル前半はスムース、後半は段差が大きいコース。激しく上下に体が動きます。私はこういうのも大好きなんですが、腕が疲れます。たまに家でやっている腕立て伏せが役立ちました。
お隣の市のコンビニで二人合流、三人離脱。今日の本命コースへ。先々週のおさらいと、間違いチェックをしながら、一つ目の山の担ぎ上げ。それと今回は気圧高度計を持ってきました。
十数年前に購入したスントVector。ちゃんと設定しておけば高度が5m単位でわかるので、地図の等高線の高さと照らし合わせると自分がどこまで登ったのかはっきりと分かります。今回、そのような確認をしながら登っていたところ、地図に書いてある破線よりも良さそうなコース取りがあることに気がつきました。メガネを外して地図をよく見ると、地図の破線は高度300mあたり左側にずれて谷道に入っていくのですが、地図を見ると今乗っている尾根が稜線まで続いていて斜度も緩い。道さえあれば、こちらの方が断然楽なはず。そう思って尾根を見ると、確かに道がある。そのまま登って稜線に至り、あとは稜線をたどってピークに到着。先々週より断然楽でした。
高度計、使えます。思えばラリーを始めた頃は、地形がさっぱり読めず、不安で仕方がなかったので、高度計だけを頼りに現在地を確認していました。それから色々慣れてきて、いつの頃からか高度計を見ないようになっていたのです。いま改めて使ってみると、精密な位置トレースに非常に有効なことがわかりました。地形は3次元なので、高さで輪切りにすると、かなり位置が特定できるわけです。今度から積極的に活用します。
ピークからの下りは極上。ノンストップでスムースな道が続きます。先々週走った時も最高でしたが、今回は走ることに集中できたので、さらに楽しい。担ぎの疲れも吹き飛びました。
次の山は舗装路でかなりのところまで詰めることができ、最後の100mほどを担ぎ上げてピーク。下りの前半は位置を把握してトレース。しかし、分岐がなくなった最後の半分がよく分からず。先々週も方角だけ確認しつつ、何となく道なりに走っていたら出口に出たけど、今回も同様。ここはどうも、地図に書いてある道と実際の道がすこしずれているのではないかと思われる。方角はあっていても、尾根上か、尾根からずれているか、その場合でも右側か左側かだけでも、現地の地形の印象はずいぶん違ってくる。また等高線の曲りくねりが細かいと、大まかには同じ方向に進んでいても、ミクロには谷に沿ってぐるっと回る動きが繰り返されるので、だんだん何処にいるのか分からなくなってくる。なかなか難しい。どう対処したら良いのか、今後の課題です。
山中、いくつかきのこを見ました。雨がまとまって降っていないので、それほど生えていませんが。
さて帰還。西隣の市の西の端ぐらいにいるので割と遠い。途中で一回補給してザバスを投入し、ヘロヘロになって家まで。朝6時前から走っていて、すでに午後2時。家に着く直前にサイゼリヤに吸い込まれ、昼食がてら白ワインをいただきました。
すぐ近くなので、このあと押して帰宅。あとは2時間ほどお昼寝してしまいました。