先日ばらの騎士に連れて行った長女がオペラを気に入ったようなので、今日は一緒にニュルンベルクのマイスタージンガーを見に行ってきました。生ではなくてMETライブビューイングのアンコールですが。
5時間半の長丁場なのでどうなるかと心配でしたが、引き込まれるように見ているうちに、気がついたら終わっていました。
https://www.shochiku.co.jp/met/program/s/2014-15/#program_05
ヴァルター役のテノールのヨハンポーターさんの声が素晴らしかったです。そしてもちろんザックス親方役のミハエル・フォレさんも。第三幕前半のマイスターとは何かを語るところが最高だと思いました。若い頃は誰でも情熱に溢れた詩が書ける。生活の苦労の中、情熱が去った後でもそれが書けるのがマイスターであり、それを可能にしているのが歌の構成規則なのだというような語りです。20代に見たときはこのシーン、あまり印象に残らなかったのか覚えていませんでした。しかし今見ると、完全にザックス親方視点になりますね。
終了後、神戸スパイスの三宮駅の北の方の店へ。
前回は国際会館地下の方でしたが、こちらの店の方が多くの種類のスパイスがありました。「インドカレーは自分で作れ」という本に載っていた聞いたこともなかったスパイスが全部揃っていました。カロンジとかカスリメティとかアジョワンとか。魚カレーを作るのに必要というタマリンドなるものも仕入れることができました。ヨーロッパ系のスパイスは少しは使ったことがあるのですが、インドのスパイスは奥が深いです。
