乗車日記

自転車ときのこ

2号機上反角変更

2号機が今度はなかなか曲がってくれない。まっすぐ飛ぶとすぐに広場からはみ出てしまう。ぐるっと回る旋回飛行は必須。1号機は簡単に曲がったのになぜだろう。
 ラダーだけでは曲がらないということで、マスキングテープでエルロンをつけてみるが、ロールし過ぎて主翼が地面に垂直に近くなり揚力の鉛直成分が無くなって墜落してしまう。
 よく考えると、エルロンで左右の主翼の揚力に差を付けると、トルクがかかって永遠に回り続けるはず。一定の角度に倒した状態で飛行するには何らかの復元力が必要なはず。復元力はどこから生じるのか?
 色々考えてようやく分かった。主翼の上反角(折り曲げ角)が1号機と2号機で異なる。1号機はロール安定性の余裕を見てかなり上反角を大きくとっていたが、2号機は揚力を重視して上反角を小さくしていた。確かに水平飛行では問題が無かったが、旋回で問題が出るとは。
 早速ばらしてつけ直し。この辺りが木製の模型のよい所。これで改善するとよいのだが。