乗車日記

自転車ときのこ

プラズマ

イオン結晶のプログラムに外部電界を導入して、高周波プラズマを再現するというのを前からやってみたかった。それから、この機会に適当な計算機の都合上の単位系はやめて、ちゃんと質量、電荷、温度等を自然の単位系に設定し直した。水素プラズマにしてみたが、それでも電子と水素イオンの質量差は3桁もあり、同じ時間スケールだと水素はほとんど止って見える。プラズマシースの形成を見たかったが、計算速度の問題で計算できる粒子数に制限があり、一粒子に10の11乗個の粒子を代表させることになってしまい、分布が荒すぎてよく分からない。計算制度の問題も色々ありそう。もう少し検討の必要あり。ちょっとリアルタイム表現は無理かもしれない。ちなみにこのバージョンから三次元計算に移行。10cm x 10cm x 10cmの箱に100個程度の電子と水素イオンを閉じ込めている。三次元表示はまだよく分からないので真横から見た投影図になっている。