乗車日記

自転車ときのこ

ごろごろ

昨晩はワインを開けたので、今朝はゆっくり寝ていました。
先週までに「アイヌの世界観」と「異形の古墳」とを読み終えていたので、

古墳と北方文化続きで「倭国の形成と東北」を読み始めました。
昨晩、世界ふしぎ発見で古墳特集をやっていたのもあります。前方後円墳の再現形態ということで、実家の近くの五色塚古墳が取材されていました。葺石まで再現されている大型古墳というのは意外に少ないのですかね。

「異形の古墳」は朝鮮半島南西部になぜか存在する前方後円墳についての本です。それも14基も。時期は5〜6世紀。百済による南西部併合の圧力と関係あるらしいです。

倭国の形成と東北」では前方後円墳が吉備や出雲や色々な地方の特色を取り入れて形成されたものであり、まさに倭国大乱を収めた卑弥呼の政策を体現したもので、会津盆地にもそれと類似の土器形態の融合を目指した桜町遺跡というのがあるとか。卑弥呼の死後にその動きが急に終息し、北陸や南関東からの文化で上書きされるとか。青山先生の書かれたこの第二章、大変興味深いです。
また津軽平野で弥生中期に始まった稲作は大洪水で途絶えてしまい、宮城での稲作は大津波で壊滅ののち、より山手側に移動したとか。農耕の導入は脆弱性にもつながる訳です。

この辺りでなぜか、先々週、知恩寺の古本市で仕入れたぺリュリュー戦記が読みたくなり、そちらにシフト。鎮魂の書と言えます。先日読んだ海兵隊員の手記ではわからなかった部分がよく分かりました。惜しむらくは取材先あるいは出典が明確に示されていないこと。

即位祝賀パレードの日に読むのはどうなのかとは思いつつ、これら全てを引き受けなければならない陛下に思いを致しつつ読了。

4時ごろ、昨日のライドののち空気が少し抜けていたサスペンションが気になり、少し調整。トップキャップのO-ringにグリスを塗って締め直し。昨日底付きしていたので、空気質容量をさらに小さくするべくトークンを一つ追加。これで4つ。3.3気圧いれて近くのA山へ。

上着4:50。少し休んで下る。サスの動きは大変良い。

底つきもしていない。しかし、圧力を測ったら3気圧に減っていた。おかしい。
ネガ室側に逃げていたら、サスが伸びなくなるなどの症状が出る筈なので、上側から逃げているはず。トップキャップは念入りにグリスを塗って締めたので流石に抜けているはずはない。とするとバルブか?バルブコアを抜いてシリコンオイルで洗浄して付け直し。さてこれで直るのか。