黒い森、承久の乱、三体

土曜日は5時ごろ起きて三体の第三部、死神永生の上を読み、昼から三条商店街のgreen&gardenさんに黒い森という個展を見に出かける。偶然なのか、三体の大きなテーマの一つが暗黒森林。

その後、京都文化博物館へ行って、コロナのせいで終わってしまった承久の乱展の図録を入手。丸紅収蔵小袖展も見た。出口近くで岩佐又兵衛の障壁画の修繕過程のビデオが流れていて、あまりに興味深いので30分間見入ってしまった。表から紙をふのりで貼って補強してから、裏の補強紙を取り除く等々。想像していたよりも大胆かつ繊細な作業だった。
その後、丸善に行って本を選ぼうとしたら、なんと7時で閉店ということで15分ほどで追い出されてしまった。ろくに新しい本は探索できず、すでに買おうと思っていた天正伊賀の乱とメッカ等だけ購入。星岡随筆は京都文化博物館で見つけて書った本です。一話目が鷹峯の辛味大根のお話で引き込まれてしまいました。

今日は長女と西方面の山へ。




ゆっくり走ることで、普段見てないものにいくつか気が付きました。



きのこもいくつか発見。

帰宅後、さらに三体を読み、夜には読み終えた。第二部まででも十分に私の想像力を大幅に超える展開だったのに、第三部はさらに深い。これが既に10年前に書かれていたとは驚きだ。当時は重力波の観測もまだだった。