いくつかの縁が交差したので、大阪まで見に行ってきました。
梅田は人が多そうなので、淡路で乗り換えて北浜下車。桂からたったの40分でした。
中之島を通って会場へ。
途中でルパン三世が乗っていそうな車を見ました。
会場の乙画廊のある大江ビルヂングはなんと築100年。
12時に会場が開いてすぐに入り、作家さん達や画廊の御店主さんにお話を色々聞かせて頂きながら、作品を堪能し、画集を一冊購入してお暇しました。
昼食は前から行きたかったビーフンのお店。
ビーフンもちまきも美味しくて、ちょっと食べ過ぎました。
この後、思いつきで高槻の古墳工場に行くことにしました。先日読んだ埴輪の本に、太田茶臼山古墳と今城塚古墳の埴輪を作った工場が整備されて公開されていると書いてあったので、機会があれば行こうと思っていたのです。昨年行きそびれた今城塚古墳の博物館に行きたいというのもありましたし。
前回は徒歩で移動して結構大変だったので、今回は阪急高槻駅でレンタサイクルを借りてそれで移動。
鳥の病院を見つけました。うちの子たちが病気になったら、お世話になるかも知れません。
借りた後に、JRの線路を越えるのが結構大変なことに気が付きましたが、跨線橋を見つけてなんとか線路の北側へ。
古代歴史館の入り口で来週から10周年記念の催しをやるというポスターを見つけました。
しまった。来週にすればよかったか。
歴史館で埴輪や古墳の作り方を見学しました。再現された古代の鎧がぴかぴかで美しかったです。この頃は漆を塗ったりはしていなかったんですね。こちらの方がまさに王者という感じがしますし、威信を高めるには適切な感じがします。錆防止に関しては頑張って磨いて油を塗る人がいたのですかね。
次は埴輪工場へ。太田茶臼山の時に7000本、今城塚の時は10000本もの埴輪を製造したそうです。丸太と紐で組み立てられた巨大建物に見入ってしまいました。
一番上の棟木をどうやって引っ張り上げたのか、工法が知りたいです。
この蒲鉾型のやつの下に、古代の登り窯が発掘された状態でおいてありました。
ついでですが、はにわ整体院もありました。1500年たっても修理は万全です。
今城塚古墳に戻って埴輪祭祀跡を見学。前回来た時も感動しましたが、何度観ても良いものです。
友人のGさんに教えてもらいましたが、この輪っか型のあぶみ(足を乗せるところ)は、このあと前側にキャップがついて壺型になり、そのあと平安時代に舌長型に進化したそうです。この埴輪はまさに古代の馬ですね。
そうそう、古墳の堤できのこを見ました。
暗くなってきたので、ぼちぼち阪急の駅へ戻り、レンタサイクルを返して帰宅。
途中で紫陽花を見ました。