乗車日記

自転車ときのこ

伊勢集

3週間ほど前、ふらりと寄った便利堂さんで美しい料紙を再現した本(模本)を見つけて買ってしまいました。西本願寺に残る(っていた)三十六人歌集のひとつ、伊勢集の模本です。原本は白河法皇の頃に作られたもので、昭和の初めにばらばらにされて売られ、今は各地で保管されているらしいです。




この美しい本を眺めるだけでなく、かなもじを読みたいと思い翻刻を探したところ「伊勢集 全釈」という本があることを知りました。それも京都市図書館でも収蔵しています。早速借りて、照らし合わせながら読んでいます。これまで齧った村の記録や幕末の記録と違って、ほぼ全部かな文字で漢字があまり出てこないので、なれれば少しは読めそうです。