乗車日記

自転車ときのこ

花粉

そろそろ花粉の季節。去年はまさに生きながらにして地獄を味わった。今年はその教訓から、予防的に薬を飲んでいる。2月初めから飲んでいたのだが、もらった薬がなくなってきた。これから飛び始めるというのにこれはまずい。

 しかし、仕事が忙しく病院に行く時間がとれない。これは危機的な状況だなと、思っていたところ、今月になって職場にできた診療所で花粉症の薬をもらえるらしいということを聞きつけた。早速昼休みに行って、内科の診療日でもないのに、無理を言って薬をもらってきた。

 これで一安心。後3週間は大丈夫だ。実際の症状も当然問題なのだが、昨年のような経験をすると、薬が少なくなってきたということだけで精神的に圧迫を感じて落ち着かない。これも一種の依存症なのだろう。昨年、こてんぱんにやられるまでは、薬なしで戦ってやるぞという気概があったのだが、いまはもう薬に頼る気持ちでいっぱいだ。こんなに簡単に転向してしまうとはなさけない。でもまあ、人生の6分の1を失うのはばからしいので薬を飲むことにしよう。