乗車日記

自転車ときのこ

紅型展

先週、台風で休館になって入れなかった大阪市立博物館。今日は入れた。沖縄の伝統的な染物である紅型の展覧会。独特の色使いとデザインが大変新鮮。紅色のものだけでなく様々な色がある。特に青色のものは微妙に違う色合いがあり、とても綺麗だった。また染め残している白い部分を効果的に使ったデザインが大変気に入った。先日見た細川家の所有する刀の鍔の透かし彫りと同様の感覚が呼び起こされた。どうも自分はこの手のものが好きなようだ。

 紅型の技術は先の大戦における沖縄上陸戦で一旦失われてしまい、非常な努力を払って復興されたということを知った。現存している古いものは本土で収集されていたもの。複雑な気分になる。

それから藍染の染料は藍を微生物が分解することで始めて染色に使えるようになるそうだ。水あめや泡盛を入れて育てるそうだ。その上、その微生物の繁殖に適しているPHは11。恐ろしいアルカリ性。全く知らなかった。


通天閣を二週連続で見る。帰りに串カツを食べた。大変美味しかったが、いろいろと作法があるようで慣れるまで大変だ。