新快速で長浜へ。途中、米原で切り離しがあることを知らず、危なく置いて行かれる所だった。博物館は長浜駅から歩いて10分。3月末に開館したばかりのピカピカの建物。軒に芝生、屋上はビオトープ、電気はコジェネ。
よく知らなかったが、これを小型化して、小型高速ディーゼルエンジンという小型の農作業車や小型船舶などに使える燃費の良い動力源を作り出したのがヤンマーらしい。
展示品がおいてあるだけでなく、ヤンマーのOBと思しき説明員さんが色々と熱く語ってくださる。上の写真は、ヤンマー初の耕運機。何十年もお客さんが使っていたものを最近譲ってもらって塗装し直して飾っているとのこと。とてもそうは見えないぐらい綺麗。立派なエンブレムもついている。
こちらは何十年も使った漁船用エンジン。
こちらは最新型のもの。ライフサイクルコストが少なくなるように、設計されているらしい。確かに何十年も使うのだったら重要なポイント。
こちらはガスタービンエンジン。冷却水が要らないので、緊急発電用に有用らしい。燃焼室がタービンと別に付いているタイプがあるとは知らなかった。
ロータリーエンジン。レジャーボートの船外機に使っていたとか。
特に面白かったのが、パワーショベルに乗れるコーナー。
二本のレバーでショベルやアームを色々操作し、下に溜まっているボールを掬って隣のゾーンに移すというもの。子供が沢山並んでいましたが、私も含めて大人も並んでやっていた。これは大人でも何度もやりたくなるほど楽しい。
もう一つの体験ものは、ボートを運転するシミュレーター。10人ぐらい乗れる本物のボートの前面のガラスいっぱいに海の景色が映し出され、ボートを操作して走り回ることができる。目を離している隙に長女がしつこく5〜6回やって、えらく上手くなっていた。
他にも燃料噴射口やらピストンやら何やらのパーツが色々。
昔設計に使ったと思しき機械式計算機もあった。
なぜかコジェネの説明のビデオに出てくる薬缶が、Moorie氏の店で購入した我が家の薬缶と同じだった。
屋上にはビオトープがあり、コジェネの熱で足湯もやっていた。
帰りに地ビールの店に寄って遅めの昼ごはん。
それからガラス工房を見学。器一つ作るのもかなり大変そうだ。
5時半の新快速で帰宅。