朝5時半、YCRさんに載せて貰って綾部へ。地図で見ると遠そうだったが、7時前には到着。廃校を改造した里山センターでブリーフィング。地図は1/2500A4で4枚。山5つほど、QP*18個。9時頃出発。
QP1~QP2~PC1
最初の小峠の手前、先頭の人が谷に入っていくのでついて行ったら方角がおかしい。地形を見て、一つ手前の谷と判断。このまま登っても、地図から見ると正規ルートに復帰するのは相当困難。さっさと引き返す。ここで、先頭から最後尾まで丸っと入れ替え。
気を取り直して正規ルートの峠へ。QP1は右手に目印のテープとのこと。しかし全然見当たらない。よくよく見ると左手にあった。以降、左右の表記は怪しいと考え、QPでは両側を確認することにする。
QP2へ山を登って尾根をたどる。尾根は幾つかに分岐しているが、東西のものと南北のものにはっきり分かれているのと、送電線が走っているのとで、トレースはしやすく、問題なくクリア。この後で、谷にずり落ちた人を見つけ数人で救助。その先のスイッチバックも、きちんと捕らえ、PC*21へ下る。先頭集団は数分前に通過している様子。
PC1~QP3
しばらく舗装路を南下。川に沿って東へ曲がり、2キロほど進んだところで南の谷に入る予定。地図では川の南側は山が続いていて分岐が分かりにくそう。対岸の山を観察しつつ走る。もう一つ目印にしようと思っていた彼岸の神社は捕らえられず。しかし、少し前を走っていた人が分岐に入るのが見えたので、ついて入る。
集落のつきる南の端あたりで登り口を探す。それらしき南に向かう尾根があったので担ぎ開始。担ぎはかなりしんどい。QP3は峠。すぐに見つかる。
その先は南に降りるはず。しかし道は明らかに東へ向かっている。コンパスを確認するが東。数メートル進んでみると、南への分岐があるのが見えて、安心してそちらに下る。
QP4~QP5~PC2
一旦舗装路に出て、東へ。途中から林道に。道が北に折れて少し行ったところにQP4へ向かう谷に分岐する道があるはず。右手を重々注意しながら進む。すると少し開けた土地が見え、斜面にほこらがある。これだと思ってそちらに入ると、ほこらの横を通る東へ向かう細くて急な道と、東南東ぐらいに向かう広めの林道がある。楽そうに見えたのか、広めの林道を選んでしまい、しばらく進む。じきにQP4のある北東へ触れると踏んでいたが、いつまでも南がちの方向。後ろから来ていた人の気配もいつの間にか消えている。これは違うと思って引き返し、祠の方の道を上ると、こちらは確かに北東へ。QP4もすぐに見つかる。
QP4の峠から北への尾根を登る。すると上から走ってくる人二人。トレールランナーだと思ったら何故かヘルメットをかぶっている。よく見るとラリー参加者のOさん、Mさん。さらに登っていくと合計で8人ほど走ってくる。QP4への分岐を見過ごして、北上し、かなり北のほうで尾根に登ってしまったようだ。気がついて自転車をおき、QP4を確認するため降りてきたらしい。
少し気分的に余裕が出来たが、しばらくするとOさんが戻ってきた。恐ろしい速度だ。一緒にQP5へ向かう。快適な下り、しかし、地図を見るとスイッチバックポイントがあり、それを見過ごすと間違ったルートで山の下まで降りてしまう。そのまえに特徴的なターンがあるので、地図とコンパスをチラ見しながら下る。
スイッチバックポイントには大きな看板があり、すぐに察知して事なきを得る。QP5を確認し、快適に下る。ここが今日一番楽しい下りとの触れ込み。確かにスムースに走れて楽しかった。尾根から降りるポイント手前の電波塔の位置が少しずれていた気がしたが、大まかな方角が合っていれば後は下まで降りるだけなので気にせず、リズムを保ったまま走る。PC2に無事到着。
PC2~QP6~QP7
PC2で補給をとり、数人のパックで出発。しばらく舗装路。ここで足がつり初め、左脹脛から始まって、ついには両足ともつってしまう。先ほどの補給がじきに消化されて回ってくると信じて、ともかく我慢して足を動かし続ける。幸いしばらくは平坦な舗装路。次の上り林道に入る前に少し回復。
ここから長い林道。6キロはあった気がする。高度は500mほどアップ。前半はゆっくりめで足を回復させ、後半は祖こそスピードを上げる。Oさんにはおいて行かれるが、その後ぐらいで登る。
ピーク付近は舗装路。そして下り始める。気持ちよく走り始めてふと気がつく。降りるべきはシングルトラックの尾根。10メートルほどのロスで留めて引き返し、ガードレール下の尾根を確認。そちらへ下る。QP6はすぐさま発見。
尾根道と巻き道をきちんと確認しながら、地図に指定されたルート通りに進む。QP7は妙な巻き道ルートのほうにあったが、きちんと認識して発見。
そのつぎの分岐は地図では尾根道。しかし、倒木が幾つかあって行きにくそう。巻き道は倒木はあるが簡単に越えられそうに見える。一旦巻き道に行って、やっぱり尾根に戻り、それでもやっぱり巻き道の方が小ピークへ登らないで良い分よさそうに思えたのでそちらへ。しかし予想以上に倒木だらけで、進めはするが自転車に乗れないので遅い。そこそこの距離があって時間を浪費してしまう。
尾根道に戻ったところで、Oさん、Dさんに出会う。OさんはQP7を見過ごして、またランで戻ってチェックしてきたらしい。(QP7は右手の立木のテープという説明だったが、実際は左にあったため。)Dさんは林道で遅れて今到着。3人そろって尾根を下り、無事PC3へ。
PC3~QP8~ゴール
PC3では酸っぱいものや塩辛いものを沢山食べて、ナトリウム、カリウムを補給。最後の山へ。
林道を入っていき、3回目のターンの後の尾根へ登るシングルの位置をきちんとトレース。先頭のOさん、Kさんはそのまま林道を上っていったので、少し遅れてくれるはず。
尾根へと斜面を登り始めるが、以外に手強い。足もつりかけているので余計にしんどい。脂汗をかきながら上り、そこからさらに尾根を担いでピークへ。QP8は祠の裏の石ということだったが、実際には20メートルほど離れた斜面にあった。大い石碑だったので問題なく発見。Oさん、Dさん、自分、Iさんの順に下ってゴール。ほぼ時間差無し。5時間29分。