お仕事で福岡に来ております。
朝5時10分桂川
6時新大阪初の瑞穂。
紅茶買い出し、スコーン作り、本の仕入れなど
昨日の暗峠のダメージが残っているので、今朝は遅寝。東海道中膝栗毛を読んでごろごろ。
昼からイオンモールのルピシアさんまで紅茶を買いに。黒執事という漫画を読んで英国生活に憧れている娘も一緒に。アールグレイクラッシックとアールグレイオレンジペコを飲ませてもらって、オレンジペコの方を買いました。私はスモーキーなクラッシックが好きなのですが。それと桃のフレーバーティー。私はダージリンセカンドフラッシュでピュグリ、阿里山で特級果香というのを買いました。
帰って、阿里山を早速入れて見ましたが、甘い果物の香りが聞香杯いっぱいに広がって極上です。それに何度入れても味は結構しっかりしています。
それから、スコーンがうまく焼けないというので、お手本を見せることに。と言っても私も何年も焼いていないのですが。。。
娘は混ぜるときにバターが溶けてしまったと言っていたので、多分、バターの冷やし方が足りなかったのでしょう。それにカードというのが何か分からず全部手でやったようなことを言っていました。バターと混ぜてサラサラになるというのもよく分からなかったとか。
まあ、今回はイオンモールで買ってきたカードを使ってバターと混ぜました。
しかし、このバター、50gなのですが恐ろしい量に感じます。
ぼこぼこ感があまりないですが、一応うまく焼けました。
娘は3つも食べていましたが、私は一つだけ。
夕方、アマゾンに頼んでいたプラスチックケースが届いたので、本の整理に乗り出します。しばらく放っていたので、かなりカオスな状態。とりあえず読んで積んであった本を全部詰めて机の周りを整理。そうこうしているうちに晩御飯になったので一旦中止。そういえば電気釜が壊れて、ガス釜に買い換えて初のご飯です。妻が主張していたように確かに昨日と同じお米とは思えないほどもっちりしていて美味しいです。火事とか文鳥の火傷とかがちょっと心配ですが、21世紀の製品なんですし、色々と安全装置は付いていると思うので多分大丈夫でしょう。
ご飯の後、本を詰めたケースを3つほど持って半地下の書庫へ。ここも混沌としています。テーマ順にまとめ直したり、完結しているシリーズはケースの方に移したり、スペースとの相性もあるし、背の高い本が入る棚と入らない棚があったり、まあ一筋縄では行きません。満州事変関係もひとまとめにしようと思ったのですが、結局虹色のトロツキーだけはまとまらず。きのこ関係はまとめたのですが、一冊どうにも見つからない本があったり。日本中世文学、人工知能・認識論関係もなんとか。本棚は全然足りなくて、ケースに入れて積んでいる状態なので、いつか作り付けの本棚をすべての壁につけたいと思っています。
暗峠
なんの因果か土曜日の朝から生駒山麓の石切のホテルでお仕事。石切というと自転車乗り的には日本一酷いという国道が走る暗峠。ただ行って帰るのもつまらないので、早起きして自転車を持っていくとにしました。
まあ京都からは1時間強。8時前には着きました。困ったのは自転車の組み立て。駅前が異常に狭いのです。4平方メートルぐらいしかありません。仕方がないので、布教活動をしている宗教家の方のとなりで組み立て。
まあお仕事はホテルセイリュウでお昼まで。ここはかなり良い景色です。夜景は本当に綺麗らしいです。
そのあと着替えて、フロントに荷物を預けて、暗峠へアタック。標高差400mのコンクリのまるまるがついた舗装です。10年ぐらい前にもBrian氏ときたのですが、その時は筋力が足らず、途中で登れなくなりました。今回は最近2年間のK坂アウタートップ(超重いギヤ)トレーニングがどう効いているかというところです。
まあとても国道には見えません。これが高低差400mに渡って続きます。
結果としては、筋力はOK。しかし心肺機能が足りません。まっすぐ登れるのは登れるのですが、すぐに心臓が打ち止め。ゆっくり登れば良いのですが、自転車はある程度速度がないと走れません。途中から蛇行して登ることを思い出して、少しましになりました。
まあ何度足をついたかわかりませんが、前と違うのは急坂でも再発進できるということ。前回は筋力もなく膝も痛くて、ゆるいところまで押していかないと再発進できませんでした。
喉カラカラで水場に至り、飲んだ後によくよく見ると、水質に問題ありとのこと。取水口の近くに書いて欲しいところです。水場を過ぎると緩くなり、一気に峠へ。
峠の茶屋でかき氷をいただいて、降ってホテルに戻ります。
山の間からビル群が見えるのが不思議です。
ホテルで温泉に入って少し回復した後、司馬遼太郎記念館へ。今朝、google mapをみて思いついた計画です。
妙な交差点を通って、万葉仮名のような名前の交差点を通ります、
そして到着。
休館って???そんな話、聞いてませんよ。。。
中には入れませんでしたが、緑の多いお家で、司馬さんの新たな面を知ることができました。
実は、「燃えよ剣」で伏見で敗れて大阪に逃げた後、土方さんが一度だけ休暇を取った際に石切あたりの旅館に恋人と行く話があったはずでそれを確かめたかったのですが。。。
計画変更で四天王寺へ。廏戸の御子、聖徳太子創建と言われているのに一度も行ったことがないので。
入ってみると、東寺とそっくりですね。まあ古代寺院の違いなど私にはよくわからないわけです。
さらに思い立って、真田丸のあたりを探索することに。
上町4丁目まで上がります。その間、鉄道忘れ物の店というのを見つけて、折り畳み傘を購入。実はよく鉄道で傘を忘れます。なんと定価200円。
真田丸ですが、上町台地の南北の稜線からは少し下がっているようです。北辺には確かに不自然な高低差。プラタモリでやっていたのを、実感しました。
このあたりをぐるぐる。東と南は割と大きな高低差。
西側は上町台地のがあるだけに少し高低差が少なくて守りにくそうです。それはともかく、印象は意外に広いということ。20年ほど前に歩きできた時は広く動き回れなかったので、広さがわからなかったのです。
あとは堺筋まで出て、長堀橋で地下鉄に乗って京都へ帰りました。
家に帰って燃えよ剣を読み直すと、恋人との逢瀬のお話は上町台地の四天王寺の北東、口縄坂でのお話でした。