乗車日記

自転車ときのこ

帰国

杭州から戻ってきました。飛行機に乗ったら2時間半ぐらいで関空に着いてしまい、拍子抜けするぐらいです。
しかし今日は特に空気が悪く、真っ白けでした。

こっちは昨日散歩したホテルの前の川。

めちゃくちゃ広いですが、長江ではありません。
数メートルおきに釣竿が置いてあって、延々と続いています。

結構大きな魚が取れるようです。と思っていたら、夕食にひっくり返っている方と同じやつが出てきました。ヒラメのような味で、なかなか美味でした。
ホテルの中庭には囲碁の問題が。

山形の道路に将棋の問題があったのは見たことがありますが、囲碁は初めて見ました。

帰宅後、買ってきた龍井茶を頂きました。



夏草の香りと、天然水のような甘さ。優しい味わいです。

龍井茶入手


昨年中国広州に行った時、心残りだったのはお茶が買えなかったこと。街を歩いていても、茶葉の店には出会えませんでした。今回の杭州は、バスやタクシーに乗っていると、お茶の看板を出している店をけっこう見ます。喫茶所も結構あって、さらに「戎みたいな字」井茶の新茶が出ているというチラシが貼ってあります。そこで昼休みに出かけて、適当に店を選んで新茶購入を試みて見ました。家族経営っぽい店で、言葉が通じないのでグーグル翻訳で「新茶ください」を翻訳してもらって見せるというやり方です。グーグル先生によると新茶はそのままshin-chaのようなので、翻訳を見せながら新茶を連呼。
入った時は怪訝な顔をされたのですが、新茶が通じたようで、店員さんが笑顔になって茶壺を開けて香りを嗅がせてくれます。濃厚なしっかりとした香り。これはかなり良いものです。二つ見せてくれて、一つは1斤1050元、もう一つは530元と書いてありますが、1000元って確か2万円ぐらいです。1斤は何グラムかわかりませんが、神戸の本町の中華街の烏龍茶店も確か100g単位の値段が書いてあったはず。中国茶は凝り出して家を傾ける人もいると言うし、これは有り金を全部叩いて無理かなと思ったんですが、試しに100元出すとなんかいける感じです。袋を出してきて結構ザクザク詰めてくれました。秤を見ると108g。1斤というのは後で調べたら500gでした。それで、缶に入れて、手提げ袋もくれました。手提げ袋には「西湖龍井茶」。「戎みたいな字」は龍の略字だったわけです。杭州龍井茶の本場と聞いていたのに、おかしいなとは思ってたんです。確かに龍の字は書くのが面倒臭いですよね。

杭州上陸

さすがは大運河起点の都市ということで、縦横無尽に運河と川があります。

街中に行くシャトルバスに乗るにもパスポートを見せる必要があって、券を買ったら

名前とパスポート番号が書いてあったのには驚きました。

街中にも江南風の公園がちらほら。

ホテルの最寄の地下鉄の駅を降りると「万象城」なるショッピングセンターがあったので入ってみました。
やたらと値段が高いですが、きのこの品揃えは豊富です。



調理手段があるなら買ってみたいところですが、ホテルなので無理ですね。

会議場兼宿泊場所のホテルの夕食ではこんなのが出て、

きのこだと思ったのですが、あんこ入りの饅頭でした。

ところでこのホテル、天元大厦というのですが、どうも囲碁天元のことのようです。

囲碁にまつわるものが、そこら中に飾ってあります。

明日は早いのでもう寝ます。