乗車日記

自転車ときのこ

転けた

朝、ブレーキの取り付け、パッドの交換、グリップの交換をした後、11時からOS山に向かう。舗装路を登坂途中、なぜかチューブレスのはずの後輪がパンク。ゴムが裂けて貫通穴が生じていた。そういえば先週山に行ったときにMUさんからチビリ過ぎではないかと言われていたタイヤだ。今朝交換しておけば良かったと思いつつ修理。
 ここでなぜかパッチを貼ってチューブレスのままで行こうという気分になり、修理自体はすぐにすんだのだが、空気を入れようとした所、携帯ポンプでは最初のとっかかりがつかず、いつまでたってもしゅーしゅー抜ける。色々とやってみたがだめなのでギブアップ。結局チューブを入れて膨らませた。30分ほど使ってしまった。
 この修理で、何処でもベープが初陣。アブはちょっとしんどいようだが、蚊は防げるようだ。なかなかよい。頂上まで登ってそこから下りだが、後輪がチューブドになってしまったので、2.5気圧ほど入れておくことにした。前輪も釣り合いを取るため同じくらい。
 この空気圧だと土の所は良いが、根っこや岩場などでの接地感がやや薄い。崖崩れの場所の手前のV時に掘れている下りで一瞬の油断のためにタイアが跳ね、制御できなくなって転倒してしまった。両膝出血、胸をハンドルで打つ。まともに転けたのは久しぶりだ。
 ディスクブレーキのエア抜きとパッド交換のため、聞き方が全く変わっていたのも原因の一つかもしれないが、やはりチューブレスタイアで低空気圧が使えるのは非常な優位性があるということなのだろう。
 下りきった後は舗装路を移動して峠からお寺の裏に下り、もう一度担ぎ上げてから一番急な道を下って終了。後輪がつんつるてんの上、空気圧も高いため、何度もずるずる滑り、急カーブが多い道なので少し怖かった。
 ただ、真っ昼間でめちゃくちゃ暑かったのでハイカーには出会わなかった。帰宅は1時半ぐらい。それから、今回は休み中に購入したウエストポーチを使ってみた。キャメルバッグは無理だが、残りの装備は十分にはいる。背中が空いているので登りがとても涼しい。ただ水の携行量が減ってしまうのが問題だ。フレームにボトル一本、ポーチの中に500mlのペットボトル一つという量で行ったが、結果的には1時間半ほどでなくなってしまった。
 夏は水の消費量が多い。しかし背中は涼しくしたい。この矛盾点を解決するのは難しそうだ。担ぎをあきらめれば、もう少しボトルを積むことはできるが、良策だろうか?