乗車日記

自転車ときのこ

シクロマイアミ浜

今日はシクロクロス第一戦に参戦してきた。思ったより体調は回復しており、32人中18位。トップ選手の91%のスピードで走ることができたので、残留基準のカードを一枚手にすることができた。ひと安心だ。
 朝はAZさんが家まで迎えにきてくれた。9時頃には会場に到着。寒いのでフリースやら何やらもこもこと沢山着た状態で試走に出かける。砂浜がすごいとは聞いていたが、聞きしに勝る砂地獄である。
 波打ち際を走る区間としては50メートルぐらいのが一つと200メートルぐらいのがひとつ。他の松林のような所も砂場だらけ。すぐにタイヤが埋もれて進めなくなってしまう。何度か練習するうちに、あまり前輪に体重をかけなければそれなりに乗れることが分かってきた。しかししんどい。
 そんなこんなで試走は終えたが、その後、C2が始まる1時20分までかなり時間が空いている。友達のレースを見たり、C1のレースを見たり、砂場で練習したりして過ごす。走っている友人たちは皆とてもしんどそうである。シクロはしんどいのが当たり前だが、今日はコースのせいもあり、格別のようだ。
 そして、レースを終えたMさんが作ったうどんをおいしそうに食べている友人たちを横目で見ながら、ローラ台をこなし、マッサージを受け、いつになく良い感じでスタートラインに並んだ。折しも、天候は急変し、雨がぱらぱら。ベストを着たまま走ることにする。
 一周目はまあまあの位置でこなしつつ、長い砂浜にやってきた。ここで、何の気の迷いかみんなと違うラインを取ってしまった。とても乗っては行けない緩い砂で、仕方が無いので押して行ったが、足が砂に埋もれて走りにくい。数メートル離れた波打ち際のラインを取っている人たちの方をみると、全然走りやすいようだ。スピードがかなり違う。あれあれ、と思っているうちに、真ん中ぐらいの順位だったのが、最後尾にまで落ちてしまった。
 これはしまった、とおもったが、まだ体力には余裕があったので、いったん休んで立て直すことにした。はやしの中のくねくね道や砂場ではMTBの方がシクロ車よりも有利なので、後ろにつきつつも、あまりこがずに体力を温存しつつもう一周。そして、2回目の砂浜は皆と同じラインを行ったところ、最後まで乗車した状態で突破できた。こちらの方が足で走るよりもかなり体力の消耗が少ない。
 つぎからは、隙があれば前の人を抜きつつ、周回をこなす。一緒に出ているAZさんとも抜きつ抜かれつと行った所。そして、いつのまにか最終周回の表示が出ている。なんだか体力が残っていたので、ぐいぐい行ってみるが、なかなか前の日とも抜かさせてくれない。短い方の砂浜の所まで5人ぐらい団子になって進む。私はその最後尾。
 こちらの砂浜は皆押さなければすすめない、そして出口で乗り直すときのスムースさがものをいう。私の直前の人がもたつき、それを避けて乗って進んだが、避けたせいで抵抗の大きいラインに入ってしまい、残りの3人に逃げられてしまう。最後の直線でさすつもりだったが、立ち上がりで大きく差を開けられ、追いつくことができなかった。残念。
 しかし結果は32人中18位とC2で戦った中では最高。今週、寝込んでいたことを考えると上々の出だしだ。これなら今年はC2のメンバーと互角に戦えるかもしれない。楽しみだ。
 それから、本日、色々と手助けしていただいた皆様、ありがとうございました。たすかりました。