乗車日記

自転車ときのこ

太陽電池最適点動作回路

いろいろ試してようやくうまく行きそうな所にたどり着いた。
  • 5月4日 電源リセットICとpMOSFETで太陽電池の電圧が7V以下になったら、太陽電池の接続を切る回路を作製。発振してうまくいかず。
  • 5月6日 同じ素子を使って、太陽電池の電圧が7Vを切ったらDC-DCコンバーターとiPhoneの接続を切る回路を作製。DC-DCコンバータの入り口に500uFを付けて振動は収まる。しかし、翌日のフィールドテストでは太陽光が少しでも弱くなると全く電流が流れなくなり、いまいちな動作であることが発覚。
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  • 5月7日 電源リセットICをやめて、トランジスタのV_BEを使い、太陽電池が7Vを切ったら充電電流を急に絞る回路を作製。白熱電球によるテストでは、7V,0.1Aの動作点で安定。うまく行っている気がする。フィールドテストはまだ。
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結局、電源リセットICは電圧が下がったら電源を切るのが目的だから、onとoffの中間の状態がなく、振動状態になるようだ。トランジスタでやるとonとoffが連続に変化するので、太陽電池からの供給が足りなくなると、適度に充電電流を絞って釣り合ったところで安定状態になる。ただ、V_BEで電圧を判定しているので、温度依存性が出るのが問題。まあリチウムイオン電池と違って、電圧が下がりすぎると壊れるようなことはなく、効率が下がるだけなので、まあ使う時に微調整ということで良いかと思う。