最近エッグビータについて「寿命2年は短いのではないか、クリートがちびっているのだろう」というという投書が着た。
私も最初はそう思っていたので、そろそろクリートを変えようかと考えていた。しかし、先々週のツーリングで新しくエッグビータを買った人の自転車に乗せてもらった所、私のクリートでも全くかっちりと嵌ったため、私のペダルに問題があることが分かった。
当初、問題点はバネがへたってきていることだと考えていた。そこで昨日、なんとかバネをのばして復活させようと思い、ペダルを観察した。しかし、バネは太さ3ミリぐらいのクロモリの針金をぐるぐる巻いてでできており、ちょっとやそっとでへたるようなものではない。
どうも問題はケージを構成する4本の金属棒がすり減って丸くなってきていることにあるようだ。クリートの方が柔らかい金属でできているとはいえ、摺れると少しずつすり減ってくるのだろう。クリートが嵌る4面のうち、はずれやすい所と外れ難い所があったりするのもこれで説明できる。バネがへたっているのなら、何処も同じように緩くなるはずだ。
いずれにせよ、金属がすり減っているものは何ともごまかすことはできないので、買い替えるしかない。最近、エッグビーターのクロモリモデルに黒く塗装したやつがでたので、これにすればすり減り具合がよくわかるかもしれない。それはそうと、ロードのペダルも買ってから2年ほど経つが、何ともない。これはクリートがプラスチックでできていることも一つの要因ではないだろうか。ペダルも奥が深いものだ。