乗車日記

自転車ときのこ

シラク

当初は横グリップが極端に悪いように感じていたシラクだが、最近はかなりグリップが読めるようになってきた。今日のライド中にも話題になったのだが、慣れてきたこともあるが、真ん中のブロックが適度に削れてきて、両サイドのブロックも接地するようになってきたのが良い影響を与えているのではないかという説が濃厚だ。
同じく話題になったのだが、シングルトラックを走るにはタイヤを信頼できるていることが大変重要だと思う。いつも予測通りの反応を示すタイヤであれば、その限界を予測できるので、自分の技術範囲内で安全度合いを減らしてその分速く速く走ることができる。しかし一度でも予測できない不審な挙動があると、しばらくは怖くてスピードを出せない。
まあこの予測と反応の関係も、タイヤの特性そのものと、使っている人間の学習というのと両方の側面があり、かつタイヤの特性、人間の学習度ともに時間とともに変化していくので、相性がぴったり合っている瞬間というのがあるのではないかと思う。
あと、コースに対する学習というのもあって、同じコースで同じ状況が続くと路面の反応も読めてくるので同様に安全度を減らすことができる。年に何回か抜群に気持ちよく走ることができる日があるが、そういう日はこのような色々な要素がうまくかみ合って、自分の技術範囲のぎりぎりまで走ることができているので気持ちがよいのだと思う。
そういう日はなかなか貴重だと思うが、今日はかなりそれに近い感じがした。