乗車日記

自転車ときのこ

草刈り

8時から宿舎の周りの草刈り。40名近くの人間と草刈り機3台が出動し、草を全て伐採。それを残りの人間が拾ってゴミ袋に入れる。

この草刈りでは鬱陶しい草も綺麗な花が咲いている草も一緒くたに伐採する。物理学の徒として、全ては物理法則のもとに平等であり、優劣や美醜を語るのは個人のエゴに過ぎないと信じてはいるつもりだが、結局のところ自意識という幻想から逃れるのは難しく、目の前で花が伐採されるのを見るのはしんどい。

翻ってみると、鯨や海豚の問題も同様の構造かもしれない。人それぞれに、大事に思うものが違うということ。それを正しいとか、正しくないというような議論に持って行くのが、そもそも間違っているのでは。うちらはともかくこれが好きだから尊重してくれというような話し合いにするべきなのではないだろうか。