乗車日記

自転車ときのこ

観世会館

白州正子の本を読んで久し振りに能を見たくなった。昨日の検査の前、つらつら考えた結果、やりたいことは出来る内にと思い至った。朝ライドのあと家に帰らず、某所でスーツに着替えて直行。横の席は綺麗な着物の女性。レーパンでいかなくてよかった。
演目は清経、松風、恋重荷。
 どれも着物の線が尖っているのがよい。松風が一番好みかな。帰りに気が付いたが、自分は人形系が好きなようだ。生の人間が出ずに技や芸だけが見えるのが気分に合っているらしい。
 不思議なことに一日家を空けていた割には、家に帰っても全然怒られなかった。なぜだろう。