乗車日記

自転車ときのこ

月食考察

昨日の月食は真っ暗になる訳ではなく、満月と比べるとかなり暗いが赤っぽく光っている状態が続き、その後また端から明るくなって行った。
 月と地球の距離は地球の直径の約30倍なので、地球の影がかかっていると言っても、その影の端はかなりぼやけている状態なのだろう。
 地球のふちで回折された成分がぼやけの原因になるはずだが、その成分は大気をかすめてくるのでレイリー散乱によって青成分が減衰し、夕やけと同じく赤が主な成分になっているはず。そのため月が赤くぼやっと光っていたのだろうと思う。