長女が読んでとても面白かったと言うことで薦めてくれた。1985年初版の本。そういえば、これを原作とした映画の宣伝がテレビで何度も流れていたのを良く覚えている。宮沢りえが出演していたのが頭に焼き付いているので、それなりにインパクトはあったはず。しかし、あの頃は原作があることを知らず、映画もよほど気に入ったものでも無い限り見に行くような趣味でもなかったので、どんな話か知らないまま30年近くが経ってしまった。まさか小学生3年生の娘に薦められて読むことになろうとは思いもしていなかった。
読んではじめて知ったが、かなり大学紛争のノスタルジーが入っている。大人が読むと二重写しが面白く、子供が読むと自身のこととして面白く感じるようだ。また、当時の体罰の様子は隔絶の感があり、子供に何度もこの本に出ているような体罰があり得るのかと質問されてしまった。。。
