今日は長男をつれて京都御苑きのこ観察会へ。電動自転車に乗せて行きました。45分ぐらいかかってしまい、集合時間ギリギリ。ロードレーサーとは勝手が違います。会は盛況。子供も多く、全部で50人ぐらいはいたでしょうか。聞けば、この会で子供のころから育って、今では菌類の研究者になっているという方が何人もいるそうです。
今日はこのチャタマゴタケが大量に生えていました。普通のタマゴタケは赤色ですが、これは茶色です。熊本には沢山生えているらしいのですが、このあたりでは京都御苑のみで見られるとか。芝生の土と一緒にやってきたのではないかという説を聞かせていただきました。沢山見たのでさすがに形を覚えましたが、山には生えていないかもしれません。
また粘菌の先生に話をお聞きすることが出来て、先日山で見たものがクダホコリであることが確認できたのは大きな収穫でした。(以下は7/12の写真)
これはクダホコリの子実体の未成熟な状態で、成熟すると茶色になるそうです。私の持っている図鑑ではそこまで乗っていませんでした。粘菌に関しては「変形菌ずかん」という本が、安価でありながらいろいろと写真が載っているのでお勧めだそうです。
ついでに、今回のきのこの会で見た粘菌の写真。
キフシススホコリのなかま。
ムラサキホコリ
モジホコリのなかま。あまりに小さくて、きれいに写真が撮れませんでした。
きのこに戻ります。まず、冬虫夏草。
ハナアブラゼミタケ
コナサナギタケ
セミツブタケという細長いのもあったのですが、撮り損ねました。
ここからは普通のきのこ。
ツルタケ。
ヒトヨタケの仲間。名前の通り、一晩で溶けてしまい、溶けることで胞子を拡散させるそうです。
こちらは溶ける前のもの。ガレのランプのモデルがこれだそうです。
コニセショウロ。断面があんこのようになっていることで判別できるそうです。表側の写真はピンボケになってしまいましたが、一応掲載しておきます。
ツルタケダマシ。ツルタケと違ってつばがあるそうです。ピンボケ気味の写真が多いのは、次を待っておられる方が多く、じっくり確認できないためです。
ハナオチバタケ。いつも写真のほうが綺麗に見えます。
オニイグチモドキ。オニイグチとどこが違うのかを聞きそびれてしまいました。
マツカサタケ。本来冬のきのこということです。裏が針状になっています。
アカカバイロタケ
ヤナギマツタケ
イタチタケ
アセタケのなかま。食べると汗が出る毒キノコととのことです。
ツチカブリ。ベニタケ科、こんな形と色で、傷をつけたときに乳液が出るとツチカブリ、でないとシロハツ。
ノウタケ
ナカグロモリノカサ。ひだは最初ピンク色で、それから黒に変わっていくそうです。
ムササビタケorイタチタケ
センベイタケ
サンコタケ
カニノツメ?サンコタケの生えているところに良く生えているらしいです。
マメザヤタケ
キツネノカラカサ
ヒメカタショウロ