乗車日記

自転車ときのこ

北の新トレイル

今日は4月のイベントのコースを確認および清掃に。

6時前でもかなり明るくなりました。
かなり上ってから下り。

後半倒木が多いのでひたすら清掃。6人いるとそこそこ捗ります。いつもより体を動かすので、随分とお腹が空き、2回ほど休憩しながら下まで。途中にIさんの自家焙煎コーヒーをいただきました。

生きのこも発見。

ふもとの出口付近で、寝坊して遅刻して逆走して来たKさんと合流。全巻とは違う道を下り謎の廃墟に。

山中に妙な石垣があります。そして昭和の匂いのする遺物。



昭和にしても、こんなサイダーやビールは見たことがありません。結構古いのかも。

結構疲れたので最後の山は行かずに帰路につきます。途中で息子を呼び出してラーメンを食べてから帰宅。その後ゴロゴロしたり、コースの地図を作ったり。ちょっと怠惰な時間を過ごしてしまいました。

MRI

昨年末の人間ドックで腫瘍マーカーというのをやって貰ったら、肝臓のやつがちょっとだけオーバーし、再検査してもオーバーしていたのでMRI検査へ。確かに最近、飲みすぎている気もする。とはいうものの超音波も他の肝臓の数値も全く問題ないので体質の問題である可能性も大。まあMRIというものを見てみたかったので行ってみた。
しかし、部屋に入ってすぐに眼鏡を回収されてしまい、全く見えない状態に。。。かろうじてその前にでかいトンネルの入り口にジーメンスという文字が見えたぐらい。うるさいと聞いていたけれど、腹部の撮影なのでヘッドフォンをつけての測定なのでそれほど耳には聞こえない。30分もあって退屈で、むしろ途中で一瞬寝てしまい、息を吸ってくださいと注意された。
まあ体験して分かったのは、1.5テスラもの強力な磁場をかけられても全然わからないということ。私には磁場は捉えられないようだ。道理でコンパスがないと方角がさっぱりわからないのも頷ける。それから高周波コイルがやたらと振動するということ。それにしても核磁気共鳴周波数のコイルが何で人間にわかるような低周波の振動を出すのかなと思っていたが、帰って調べるとあれは磁気スピンを倒すための高周波コイルではなくて、空間分解能を出すために場所ごとに静磁場の大きさを変えるための傾斜磁場コイルの振動ということだった。空間スキャンをするぐらいの周波数なのだから、まあ人間にわかるということだし、場所ごとの共鳴周波数の差を大きくするには大きな磁場をかける必要があり、やたらと電流を流すのでローレンツ力で振動するということだろう。
あと造影剤のガドリニウムというのも気になった。水素の核磁気共鳴じゃないのかと病院の人に聞いてみたら、ガドリニウムが入ると磁気スピンの緩和(倒したあと元に戻るスピード)が速くなるので、注入前と後を比較すると見やすいとのこと。つまり造影剤をいれるとすぐにそれが回ってくる血管部分を強調して見るという方法のようだ。
画像を撮った後の医師の説明で、肝臓の中に血管以外の黒いところがあるとまずいということを言われたが、後から考えるとガン細胞も周りの血管を増殖させるので、造影剤でそれがよく見えると言うことかな。事前の説明でもX線CTよりもMRIのほうが肝臓ガンはよく見えるということだった。
ともかく肝臓の画像には問題はなく、体質的にそのマーカーが出やすいのでしょうという結論で無罪放免。画像を見た感じは肝臓というのがやたらと大きいというのが印象的だった。結構払ったので記念に写真の一枚も欲しいところだけれど、それは貰えなかった。
まあこれでまた安心してお酒が飲めますが、あまり飲みすぎないようにしようと思います。

お掃除ライドのちバイユーの綴れ織り

昨晩は鼻が詰まって半分ぐらいしか眠れず。何とか5時におきて出発。途中でいいかげんなパンク修理の個所から空気がもれはじめ、2回ほど空気を入れつつ集合場所のコンビニヘ。瞬間接着剤を買って修理。不安でしたがばっちり塞がりました。
ここから舗装路で峠を2つ越えて、目的のシングルトラックへ。千と千尋のようなトンネルを抜けて行きます。人数がそこそこいるので大きい倒木も処理しながら前進。前には思いもしなかった場所に道を見つけたりしながら楽しく走りました。

それにしても凄い花粉です。結界に入った如く、体が重くなって動きが鈍くなってきます。なんとか抜けだして一山越えて帰宅。3時間ほど寝たらかなりすっきりしました。
それから「バイユーの綴れ織りを読む」を読了。

ノルマンコンクエストの記録を綴った69m×50cmのタペストリです。二十数年遡るインターネット黎明期に最初に見たウェブサイトにこのタペストリが載っていて、世界が変わっていくことを感じたことを思い出しました。
今回、この解説で全体を理解することが、ようやくできました。先日読んだアングロサクソン年代記の訳のわからない所も理解できてすっきりしました。図像的にはフランフ人が刈り上げ短髪で、イギリス人が長髪髭つきと言うのが興味深かったです。いつかフランスで本物を見てみたいものです。