乗車日記

自転車ときのこ

ロングライド

今日はMTBロングライド。京都市北東部に集合。参加者は全部で7名。
 まずISGまでひたすらダートを登る。ハンドルが高いのでテクニカルな上り段差は少ししんどいが、あとは楽々登れる。しかし、いつになくペースが速い。途中でまたチェーンがチェーンリングとフレームの間にかみ込むというトラブルがあった。今回はインナーからセンターに変速する際に生じた。明らかにセンターリングにチェーンがくっついたまま回って、こういう事故が生じているようだ。早くセンターリングを交換しよう。
 上で少し休憩し、下りに入る。最高に楽しい。路面が乾ききっていてかつ葉っぱも多く、限界を超えると滑りやすいが、それもまた楽しい。TRポイントも通り過ぎ、しばらく平坦区間、そのあと少しテクニカルな谷道。前を行くMNGさんに追いて行くのに苦労する。HGさんは姿すら見えない。シングルは2週間ぶりなので目がまだ慣れていないようだ。
 下りきって舗装路に出てから、今度はYNGの舗装路をこれまたハイペースで登る。途中でダートに入り、ブッシュの多い道を登って行く。断崖の横を行くところが何カ所かあり、通過してから振り返ってみるとけっこう怖かった。
 D山頂上手前で休憩。折り返す。いつもの道を逆走する。いつも下りが怖いガレた箇所があるのだが、今日はここを逆に登る。掘れている所の横に盛り上がっている所があり、その横は急斜面。その盛り上がっている所を登ろうとしたが、ふらついてすぐにダウン。見た目に怖いのが影響しているようだ。しかしSGさんは最後まで登りきっていた。
 途中で曲がってY区の方に下る。ここも脳みそがはじけそうな楽しい下り。最後の連続ターンは特に楽しい。内輪差のため、前輪がカーブにあった丸太を通過した後に、後輪がその丸太にあたって跳ね上がり、ジャックナイフ状態になって走るという恐ろしいハプニングがあったが、無事に下りきった。後ろを走っていたKDさんは見ていて大変恐ろしかったそうだ。
 そこから舗装路を移動し、お弁当を購入してから、O山に登る。ここは入り口付近はまっすぐ山に登って行く大変きつい坂で、途中からだんだん緩くなる。当初、HGさんが先行していたが、なんとか最後の1/3ぐらいの所で追いつくことができた。上の広場で一休みしてから、さらに展望台へと向かう。
 途中にめちゃくちゃ斜度のある坂があったが、これは気合いでクリアー。ちゃんと構えて、上体をハンドルに近づけ、サドルの前に座るようにすると、この自転車は非常に登坂力がある。だたし、急に上りが現れた場合はそういう対応ができないのでしんどい。
 展望台から折り返し、下りコースへ。そろそろ目が慣れてきて、なめらかに走れるようになってきた。適度な斜度で、適度なカーブ。楽しくて楽しくて仕方が無い。ずいぶん走って、日当りの良い鉄塔に出た所で昼食。たこやきとコロッケを食べた。お腹がすいているので大変おいしかった。
 そこからの下りは、すごい斜度、ざらざらの路面、急なスイッチバックと3拍子そろっており、全然止まらず、タイヤが滑りまくる。しかし、なんとか転けずに下りきった。その後、杉林の暗い谷道に出たが、ここで斜めの丸太にやられて吹っ飛んだ。右肩から立ち木に激突。シフターとブレーキレバーがフレームにぶつかっていたが、ウレタンフォームのおかげで傷一つなかった。つけておいてよかった。しかしこの丸太、油を塗ってあるかのように滑る。普通なら確実に行けるはずの角度だったのに。。。
 つぎはOSK山。登れるには登れるが、気を抜くと足をついてしまうような坂が延々と続く。先ほどの上り姿勢を維持することで、ほぼ安定して最後まで登りきった。Y区に住んでいた3年では考えられなかったことだ。あの頃から比べると大分上達したように思う。しかし、本日一緒に走った新人さんは、MTBをはじめてまだ1年というのに、このコースだけでなく、他のコースもかなりついてきていた。今日のペースを考えると結構すごいことだ。
 ここの下りは一瞬だが、スピードが出て楽しい。前は無かった水切りの丸太が多数配置されており、ちょっとびっくりする所もあったが、これはこれで楽しく走れた。
 下りきった所で、時間切れになったので、みんなと別れて帰宅。残りの人達はこれからまたD山に登るとのこと。行きたかったな。混雑する京都市内を抜けて自宅に戻ったのが4時前。3時に帰ると言っていたのだが、ちょっと遅くなってしまった。しかし楽しい一日だった。