乗車日記

自転車ときのこ

北摂ラリー2日目レポート前半

出発前

7時起床。9時間寝たので完全に回復。朝食は抑え目。昨日は食べ過ぎて、スタートからしばらくお腹がタポタポしてスピードが出せなかった。今日は短いしエネルギー的には昨晩の食事で十分。
 外は雪が降りしきっている。マイナス8度という話だ。防水アウターを上下とも着込んでみるが、ズボンがごわごわして動きにくい。思いきって非防水のウィンドブレーカタイプに変える。そのかわり、太股に懐炉。その他、つま先、足首、腰に懐炉。こちらのほうがかなり動きやすい。
 スタート直前にクイズの答え記録用のペンを持っていないことに気づく。上のウィンドブレーカに入れたまま、防水タイプに着替えてしまった。ycrさんに借りて出発。

出発〜舗装区間

4キロほど積雪の舗装路を下る。寒い。雪解け水がタイアに跳ね上げられて、臀部にかかる。冷たい。太股の裏までびしょ濡れになり、凍り付きそうになる。服装を間違えたかと思ったが、周りを見るとタイツだけの人も多い。路面状態が悪いのに皆かなりのスピードで下っていくのでついていく。
 すると前方に警察車両が止まっている。凍っているので回避のためのコース変更が難しい。その後ろにはひっくり返った軽乗用車。フロントガラスに丸く 穴が空いていた。警察官が呆れた顔でこちらを見ている。
 次の十字路で左折、変電所まで2キロほど上り。MTさんが飛び出し、YTさん、自分も追う。ピークから4キロほど下って主要道から離れて棚田の村へ。谷の縁にそってぐるっと周りながら高度をあげていく。地図でイメージしていたよりもぐんぐん上がっていくので戸惑う。そんなこととは関係なく上から見る雪の棚田はとても美しい。

PC1まで

 峠へと向かう逆Y字分岐を先頭のMTさんは直進。YTさんと私は右折。少し引き離せたかと思ったが、峠の手前で再合流。普通に走っていても滑る凍結路面で追い付いて来るとは、恐ろしいパワーと乗車技術だ。
 ここで地図上の道は、峠の手前500メートルで二本線から一本線に変わっているが、実際は何の変化もなく続いていた。これには騙された。気がついた時には峠にいた。危ないところだった。
 この峠は交点からなんと7本の道が出ている。蛸足峠だ。しかし、目指すはQP1のピークへ登る登山道。これは一目でわかる。頂上まで0.5キロとの看板。担ぎモードに入って、ぐんぐん登る。ペースが速くてしんどいがなんとかなる。そのうちに、濡れていた尻も乾く。
 ピークでQP1のパノラマ写真を確認し、すぐに下る。せっかく借りたペンを使う間もない。2番手に入れてもらう。最初は階段で乗れず。しかし、じきにノリノリトレイルに。楽しく下ってビデオを撮る教祖様に会い、そこからは少しガレた道*1。MTさんはフルリジッド(ただし29er)だがガンガン下っていく。ほぼ同ペースで追いつけない。そのうちにまた棚田が見えてきて、舗装路を少し下ってPC1に到着。3人全く離れず。すぐに出発。

後半に続く。

*1:いつものトレイルの御地蔵さんの後のような感じ