乗車日記

自転車ときのこ

平家物語一 読了

岩波文庫太平記三が出るのはしばらく先なので、その間に平家物語を読むことにしました。巻の一から三まで、平重盛が亡くなるあたりまでが収録されています。地の文は問題ないのですが最初は会話文がなかなか分かりにくくて大変でした。しかし、一冊読む内にだいたい分かるようになってきました。
 思うに、だんだん時代を遡っていけば、慣れてきて読めるようになるような気がしてきました。源氏物語を原文で読めるようになるのが夢なのですが、この調子ならいつかは何とかなるかもしれません。
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それはさておき、登場人物が平と藤原ばかりで、頭が痛くなってきました。平氏や源氏の主立った人達は何となく知っていますし、後ろに系図も載っているので大丈夫ですが、藤原氏の方は沢山の家に分れているし、名前も似ているし、その上系図が付いていないので大変です。補助資料を用意した方が良さそうです。