友人のI氏が、自分でベーコンを作ってカルボナーラにしたらとても美味しかった、とおっしゃっていました。
私も作ってみたくなったのですが、塩水に漬けるだけでも一週間とか。
しかし調べてみると、1日で出来るという即成レシピがありましたので、全工程を頭に入れるためにまずはこれでやってみました。
一晩塩水に浸けて、次の日の朝、塩抜きして、それからミニ扇風機で乾燥。夕方から燻製。今回、チップは拾ってくるのではなく、買ってきました。
中華鍋にチップを入れてボールをかぶせてやってみるのですが、電磁調理器だとなかなか煙が出ません。仕方がないのでカセットコンロで煙が出るまであぶって、それから電磁調理器の弱火にしてみたのですが、これも煙が続かない。
何時間かかけて色々やってみて、結局分かったのは隙間があるとだめ。
隙間があるとチップがすぐに黒くなってしまって煙が継続しません。ボールをぴったり被せて、電磁調理器の弱火で加熱すると煙が長持ちします。密閉されているので煙の密度も高いようです。問題は温度計を差し込む隙間もないので中の温度がよくわからないことですが、まあ温度がどうであれ出来上がったものが美味しければそれでOK。温燻とか熱燻とかはまあもう少しわかってきてからで良いでしょう。
一夜漬けベーコンは良い具合に仕上がりました。ベーコンエッグにして食べましたが、香りが素晴らしい。
ついでに駅前のスーパーで買ってきたシャケの塩漬けを水で塩抜きして、扇風機で乾かしてから燻製にしました。
これもまた美味しいです。
外で火を焚いて燻製にするのも良いですが、電磁調理器でやると温度を一定に保てるので、放っておくことができます。
これで各工程の問題点は大体クリアできましたので、1週間コースのベーコン作製に入りました。一夜漬けとどれほど味が違うのか、楽しみです。
そうそう。カルボナーラも作らないと。