乗車日記

自転車ときのこ

Gravity Dropper修理

今日のライドで動かなくなってしまった伸縮可能なシートポストをばらしてみました。
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予想外に複雑な構造で驚きました。
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シートポスト自体はバネで押し上げられながらスライドできるようになっていて、その位置を決めるためにピンが入る穴が3カ所あります。ピンはバネで差し込まれ、ワイヤーを曳くと抜ける形になっています。
しかし、ワイヤーで直接ピンをひっぱるのではなくて、一旦バネを介してひっぱっています。何故このような機構になっているのかはよく分かりません。

故障の原因はワイヤー側のバネ受けと、ピン側をつなぐネジが緩んでいて、その段差に中間プレートが挟まって、ピンが動かなくなっていたためでした。

このシートポスト、中古で購入したのですが、前回の組付けが甘かったようで、もともとやたらとワイヤーを引かないと高さを変えられない状態でした。今回、ばらしてきちんと組み直したことで、ワイヤーの引き量も少なくなり、またシートポストのスライドも滑らかになって大満足です。
昨日のiPhoneのときも思いましたが、時々ばらして内部をチェックするのは重要ですね。